2024年10月22日
敦賀市議会における「ハラスメント防止対策」に関わる協議を開始
中盤戦から終盤戦に入る衆院選。
各新聞社などが行う情勢調査の報道において、自民党は大きく議席を減らす見通しで、連立政権を組む公明党と合わせても、計465議席の過半数(233議席)を割り込む可能性があるとする一方、立憲民主党や国民民主党は公示前に比べ大幅に勢力を拡大しそうとのこと。
自公過半数割れとなった場合、連立政権の再編を含む政界の混乱は避けられず、石破茂首相が政権維持を図り、新たな政党の連立参加や閣外協力を模索する展開になりそうだと報道する新聞社もありますが、それを言うにはまだ早かろうと思うところ。
「下剋上」を果たした昨日の横浜ベイスターズ(セ・リーグのクライマックスシリーズに勝利)ではありませんが、いずれにしても、各陣営ともに、情勢を踏まえた終盤戦の戦い如何で形勢がどうなるのか分からないのが選挙であり、国民民主党福井県連としては、北信越ブロックで何としてでも国政に送り込むべく、比例票の上積みに最後まで取組む所存です。
繰り返しとなりますが、このブログをご覧いただいている福井県にお住まいの方は、投票用紙の2枚目には“略さずに”「国民民主党」に投票いただけますようお願いいたします。
さて、ついつい選挙の話になってしまうところですが、敦賀市議会は昨日、議会運営委員会を開催。
先の令和6年第3回(9月)定例会で、結果「否決」としたB議案(議員提出議案)「敦賀市議会ハラスメント防止条例」の件は以前にご報告したところですが、その際の審査経過を踏まえ、同委員会においては、今後、議会としての「ハラスメント防止対策」について協議するとしていたもの。
それを受け、昨日はいわゆるキックオフの位置付けで委員会が開催され、改めて本委員会にて「防止対策」について協議していくことを確認するとともに、まず重要なのは、全議員22名がハラスメントに対する知識や認識をもった上で、意識して言動、行動することとし、ハラスメントに関する研修を早速11月に全員受講することを確認。
また、議会における「ルールづくり」については、条例や要綱など、いずれの方法が良いのか、対象とする範囲(議員同士、議員から市職員に対してなど)や事象が発生した場合の対応方法等については、一旦各会派にて考えを取りまとめ、11月18日(月)の同委員会にて協議することとしました。
なお、ルールづくりに関しては、スピード感をもって進めていくことことし、令和7年第1回(3月)定例会までに整備する旨、確認した次第です。
参考まで、敦賀市議会の議会運営委員会は、正副議長に加え、無所属議員の方も委員外議員として出席をし、発言することが認められています。
先の定例会で条例案に反対した側からも「議員皆に関わることだから、皆んなで議論すべき」との考えが示され、結果、議論の場を議会運営委員会に置いた訳であり、今後はこの委員会での「皆んな」の協議が、機動的かつ実効性ある「ルール」が構築できる場となるよう、私も副議長の立場で参画する所存です。
結びに、条例などのルールはあくまでも「目的」ではなく、防止するための「手段」であり、そこを履き違えないよう留意しつつ、敦賀市議会としてのハラスメント防止に向け、建設的な議論ができればと考えます。
【ふざけて掲載した訳ではありません。ひとり一人違う、こうした認識を変えていくのが真の「ハラスメント防止対策」です。(厚生労働省 NO!ハラスメント 明るい職場応援団「職場のハラスメント対策キャッチフレーズ」より引用)】