2019年9月23日
敦賀市歳入歳出決算書 〜数字から読み解く〜
議会の方は、週が明けると各特別委員会、26日には平成30年度決算基本質疑の通告締切りを迎えるということもあり、昨日は今一度「決算資料」と睨めっこ。
「自治体の政策は予算に裏付けられ、成果は決算によって測られる」との教えを念頭に、自分なりに決算書類の見方も試行錯誤し、一通り事業の数字を決算vs決算、予算vs決算の比較式で確認していくと、不思議と見えてくるもの、感じるものがありました。
敦賀市の歳出の3割を占める民生費を例にとると、子育てや医療介護、生活保護に母子家庭、障がい者支援など多岐に亘る事業項目とその金額の大きさに、きめ細やかな公共サービスが整備されていることを改めて認識することが出来た反面、その必要性や公で支援する範囲、社会保障の在りようは?など将来の課題も考えざるを得ませんでした。
当然、予算に対するプラス・マイナスという見方とも重ね合わせると、自治体として力を入れて執行すべきもの、少しトーンを落としても良いものなども読み取ることが出来る訳であり、前述の教えの通り、成果や課題なるものが浮かび上がってくると、確認するのが何だか楽しくなってきた次第。
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、本日のタイトルは、一昨日の「おくのほそ道を読み解く」と掛けています(笑)
「おくのほそ道」は、芭蕉が詠んだ句の意味や足跡の背景を想像し、紀行を丁寧に読み解くように、この決算書も数字の意味合いや狙い、成果なるものを読み解くというように理解していきたいと思います。
さて、話しは変わり本日23日(月・祝)と28日(土)の19:00より一般質問録画の再放送があります。私は3番目の登場となりますので、放映されるのは20:30前後からになるかと。
ゴールデンタイムにつき、チャンネル争いでは「やまたけ」の負けは必至かと思いますが、勝利した方は是非ご覧いただけますよう宜しくお願いいたします。