2025年1月20日
敦賀市が開催する「防災力と防災意識」を高める二つの講演会
今日は二十四節気の「大寒」。
1年を24等分した二十四節気の最後の暦にあたり、一年の中で最も寒さが厳しい頃を意味します。
この土日の雲ひとつない晴天に、「冬が終わったよう」と仰っている方もおられましたが、この大寒の時期を過ぎれば、次の節気は2月3日の「立春」。
寒さも雪もこのまま乗り越え、春の訪れを楽しみに過ごしていきたいものです。
さて、そうしたなか、昨日は敦賀市の北端(南越前町側)、大比田区の令和7年定期総会に出席し、一言ご挨拶させていただきました。
午前9時からの総会には、早朝にも関わらず、公会堂の部屋が満杯になるほどの住民が参加され、挨拶では、父の出身地ということもあり、日頃よりお声掛けいただいていることに感謝申し上げたうえで、防災、国道8号バイパス、地域コミュニティの3点について自身の思いをお伝えした次第です。
なお、ここ数年、県外からの移住定住が続く大比田の魅力は、なんと言ってもこの景色。
【この日は、青のキャンバスに、白い雪、一筋の飛行機雲のコントラストに胸の澄く思い。】
敦賀で夕陽を見るならここが一番と思う場所ですが、帰りには、幼少期にこの海で遊んだ思い出とともに、対岸の敦賀半島を望んだところです。
一方、挨拶でもお話しした防災に関しては、令和6年能登半島地震を踏まえた『敦賀市地域防災計画』改定で設定された、津波発生時における避難指示区域のひとつに大比田区も挙げられており、指定避難所開設支援制度とともにご紹介しましたが、この穏やかな海が、時には自然の脅威となることを心するところ。
そこで、本日は大比田、東浦地区のみならず、市民の皆さんの防災意識を高める観点から、敦賀市が開催する2件の防災に関する講演会をご案内いたします。
日付順で紹介しますと、1件目は、令和7年2月8日(土)午後1時30分から、あいあいプラザで開催される講演会。
※開催趣旨は、チラシに記載のとおり
→敦賀市HP『避難行動要支援者に関する講演会を開催します』はこちら
次に、翌日の2月9日(日)午前10時から、きらめきみなと館 小ホールで開催される講演会。
敦賀市HPには、「敦賀市地域防災連絡協議会では毎年、地域の防災力向上を目的として、防災啓発セミナーを開催しております。今年は、講師に旭市防災資料館、宮本 英一 氏をお招きし、『3月11日に家族が体験した津波』と題し、東日本大震災による津波で被災された経験を基に、津波による被害や避難所等の状況についてお話いただきます。参加費は無料ですので、皆様のご参加お待ちしております。」とあります。
→敦賀市HP『敦賀市地域防災啓発セミナーの開催について』はこちら
2件ともに、非常に関心の高いテーマであり、早速参加申込みするとともに、自身が住む町内の役員にもご案内したところです。
特に、避難行動要支援者への対応は、現実的に抱える問題であり、お話の中から何かヒントが得られればと考える次第です。
詳しくは、それぞれリンクした敦賀市HPをご覧いただきたく存じますが、“市民総ぐるみ”で防災力、防災意識を向上する観点からも、皆様奮って参加いただけますようお願いいたします。