敦賀「気比史学会」に学ぶ

ブログ 敦賀の歴史

即位の礼を滞りなく終えられたことを祝うかのような見事な秋晴れ。
昨日は、気持ちも晴れやかに朝の挨拶立ちからスタート。
もう何度もご紹介している訳ですが、朝日に照らされる敦賀湾は季節により表情を変えて美しく、わが町自慢の景色です。

さて、敦賀の自慢といえば、この風光明媚な自然と歴史、港と鉄道。
そして、敦賀で歴史といえば、地域史研究団体として長年地道な活動を続けられている「気比史学会」。
私自身、歴史を生かしたまちづくりの考えを持っており、この度、同会の糀谷会長より会の生い立ちや取り組み内容、歴史に対する思いなどについてお話しを聞かせていただきました。

1977年に発足した当会は、今年で42年を迎え、敦賀の歴史再発掘に向けた調査や研修の内容を学び合う「市民歴史講座」を30年以上継続するほか、出版活動や疋田舟川などの文化財保護、北陸最古とされる深坂古道の整備復元と幅広い活動を展開されている市民団体。

回顧型の「郷土史」ではなく、越前や近江を結ぶ横断的且つ発展型の「地域史」と名付けた先見思考に対しては、学識者も一目置くほどとのことでした。

また、活動を通じ、誇りあるまちづくり、歴史を生かしたまちづくりにつなげるとの趣旨により、「生きた歴史」にするとの言葉が印象に残りました。
一方で、会員数の減少や高齢化、財政面の後ろ支えなど、会の継承性にも影響する課題が生じてきているともお聞きしました。
会が思いや情熱をもって長年積み上げてきた実績と功績は大変大きく、敦賀の財産とも言えるこの活動が停滞、縮小することのなきよう、次代を担う世代の参画はもとより幅広い市民の理解と参加が重要と課題認識した次第。

会長の揺るぎない思いであり、結成時からの会是でもある言葉。
「過去に学び、未来に期待し、今日に生きる」

言葉の意味合いを噛み締めつつ、私自身も「歴史と市民をつなぐ」史学会の活動に携わっていきたいと思います。