2019年10月26日
教育現場の課題を伺う
一日中降りつづいた雨も止み、今日から天気回復の敦賀。
やはり、雀の囀りが聞こえる朝のほうが目覚めが良いものです。
一方、千葉市などでは、復旧作業を進める中での冠水等のニュース。
これ以上の被害拡大なく、一日も早い完全復旧と生活再建を願うばかりであります。
さて、昨日は8月に引き続き、福井県教職員組合主催の第2回政策懇談会に出席。
本懇談会は、福井県教職員組合の県内各ブロックから集まった役員・組合員の皆さんと連合福井の推薦議員が集い、各現場の現況や課題を共有し、改善に努めていくとする場。
この日は、県議・市議合わせ15名の議員が出席しての会となりました。
全体会でのご挨拶の後、各地域に別れてのブロック別協議に移り、私は嶺南ブロックに参加。
嶺南各市町の状況をお伺いするに、やはり一番大きな課題は、教員の不足。
ある市では、週30コマの授業のうち空いているのは1ないしは2コマ、部活対応も含めると本当に教員の時間がないとの声もあり、一人でも配置してもらえれば大きく改善されるとの声もありました。
その他にも、学校支援員、異動、働き方改革、ハード面ではエアコン未設置やシステム管理の課題についても挙げられ、前回同様に細かな課題まで把握することが出来ました。
教育に関しては単一で解決していくことがやや難しく、県、市、県教組それぞれがスクラムを組んで対応を図るべきとも認識しましたので、今後、連携を図り、子ども達の教育環境のさらなる向上と教員の皆さんがより働きがいとやりがいを持って教育に専念することが出来るよう、微力ながら尽力していきたいと思います。
昨日、参加されていた中に、長男が中学時代にお世話になった部活の顧問の先生がおられ、ご挨拶と暫し歓談。
いつまで経っても教え子の成長が気に掛けてくれるのが先生だと改めて感じました。
そして、今やこういった先生方をサポートしていくのは政治の役割でもあると。
今後その思いで取り組むことは、恩師への恩返しにもつながるものと認識した次第。