政府主催、最後の追悼式

ブログ 敦賀市議会

東日本大震災発生から10年を迎えた昨日。
 
敦賀市議会でも本会議開会直後、議場にいる全員で黙祷をささげました。
 
また、東京都千代田区の国立劇場では、政府主催の追悼式が、天皇、皇后両陛下をお迎えして開催され、国歌演奏後、地震発生時刻に参列者全員で黙祷をささげ、献花、菅首相の式辞、天皇陛下はお言葉で、犠牲者に哀悼の意を表されました。
 
政府主催の追悼式は新型コロナウイルスの影響で昨年は開かれず、2年ぶりの開催ということもあり、両陛下の追悼式のご臨席は皇太子同妃時代を含め初めてとのことでしたが、今回の追悼式を最後に来年からは政府主催では行わない考えを示しているとのこと。
 

【追悼式で、お言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま】
 
追悼式はなくとも、この未曾有の出来事をひとり一人の胸に刻むとともに、「自分たちは大丈夫」という「正常化バイアス」を捨てた防災対策の一層の強化、リスク想定を最大限に高めた「原子力安全の追求」に励み続けることこそが、お亡くなりになられた方、今なお行方不明となってらっしゃる方、故郷への帰宅がままならない方の思いに報いることと肝に銘じ、自身の立場で取り組んでいきたいと考えます。
 
さて、黙祷により厳かな雰囲気からスタートした敦賀市議会は、一般質問最終日。
 
残る4名の議員が登壇され、敦賀市の雇用創出、学校給食の地産地消、道路・交通網、今後の廃棄物処分や井の口川の河川整備など、この日も多方面に亘り質問が繰り広げられました。
 
特にこの日は期数を重ねた議員さんが多く登壇されたこともあり、敦賀市を俯瞰的に且つ将来を見据えたテーマに対し、思いを持って果敢に理事者に問う姿に正直感銘を受けました。
 
質問とはこうあるべきとのお手本と受け止めましたので、以降、自分の質問スタイルにも取り込み、市政の発展に通ずるよう進化させていきたいと思います。
 
三日間の代表・一般質問を終え、今日は条例案等を審査する常任委員会が開催されます。
 
私は所属する産経建設常任委員会に出席。
 
委員長としての任をしっかり果たしていく所存です。