2024年9月18日
改めて、議会は「言論の府」であり
三連休明けの昨日は、週初めをスライドしての街頭演説。
いつもの交差点に向かうと、対面の粟野交番前には早朝警戒に立たれるお巡りさんの姿が。
以前に交番にて、相談ごとでお話ししたことのある方ということもあり、遠目ながら笑顔を交わしたうえで、拡声器越しにご挨拶しスタートしましたが、雲ひとつない青空と相まって、気持ちの良い活動となったところです。
なお、一昨日、SNSでやり取りをする中で思い返したのは、川合孝則参議院議員(国民民主党)のこの言葉。
「選挙は勝たなければ仕事が出来ませんが、勝つことだけを目的化すると初心を忘れてしまいがちになります。だから常に『誰のため』『何のため』に選挙を戦うのか、我々は自問自答する必要があります。」
1年半前の自身の選挙の際にも、この言葉を肝に銘じ戦ったところですが、まさに初心忘るべからず。
昨日はこの言葉を胸に、敦賀市議会のこと、国民民主党の政策についてお話しした次第です。
【汗が滴る暑さもお彼岸までと信じたいところ】
さて、昨日ご紹介した敦賀市議会の一般質問。
第1日目の昨日は6名が登壇され、ひとりの市職員の逝去について、教育長の教育ビジョンや敦賀市国土強靱化地域計画からの取組み、歴史的遺跡の調査と保存、西公民館の建設、学校教育等々、様々な視点からの質問があったところ。
このうち「ひとりの市職員の逝去」に関しては、故人のご冥福を心よりお祈りするとともに、ご遺族とも密にお話しをされた上で、相当な覚悟をもってこの質問に臨まれたことが、議員の質問趣旨説明からも理解できたもの。
非常にデリケートな問題であるが故、言葉を慎重に選びつつ、お亡くなりになった原因が分からず苦しんでおられるご遺族の思いを伝えながら、職場であった市に内部調査の実施などを求め、これに対し市長からは「できることをしっかりやっていく」、総務部長からは「ご遺族からの要望も踏まえ対応していく」との、誠実且つ真摯な姿勢の答弁がありました。
なお、本件に関しては私が所見を述べる立場にございませんので、ここまでで留め置くことにいたします。
また、その後、別の議員が「ハラスメント対策」を取り上げ質問されましたが、先にあった議員の質問と関連づけるかの言い回しや、紐付けて話される「今回の件」とは何を指すのか明瞭でなく、憶測を招くものではなかったかと心配するところ。
さらに、市職員間のハラスメントやカスタマーハラスメントまで言及した際には、今定例会に提出されているB議案(議員提出議案)「※敦賀市議会ハラスメント防止条例制定の件」を引き合いに市独自の条例化を求めていましたが、「議会がやるから市もやるべし」的な発言に違和感を覚えるとともに、「あくまでも議員間、議員から市職員へのハラスメントを対象」としているB議案の存在がこうした形で用いられることは、議案提出者、賛成者の願意に沿っているのか。
※当該議案の詳しくは、令和6年9月7日付けの「やまたけブログ」をご覧ください
→2024年9月7日の「やまたけブログ」はこちら
この点は大いに疑問を抱くとともに、先に述べた質問とも照らし、改めて「言論の府」としての質問のあり方を考えさせられた次第です。
こうして初日を終え、本日2日目。
皆様方にかれましては引き続き、議場傍聴や嶺南ケーブルネットワーク(RCN)議会チャンネル、敦賀市議会インターネット中継などにてご覧いただけますようお願いいたします。