恋の宮「金崎宮」の「花換まつり」はじまる

ブログ 敦賀の歴史・文化

福井県では毎日のように新聞に記事掲載されている、北陸新幹線敦賀以西の延伸を巡る件について。
 
今度は石川県の馳浩知事が28日の記者会見で、京都府の自治体が負担する建設費の軽減策を批判。
 
自民党の国会議員が提唱していると説明した上で「石川も負担した。京都だけおまけしろというのは子供の言い訳みたいなもので、絶対に通用しない」とくぎを刺した格好に。
 
また、国土交通省などが25日、京都府内の自治体を対象に、工事による地下水への影響などの不安を除くための説明会を実施した点に対して馳氏は、「今ごろ開催されたこと自体が時機を失している。この作業をいつまで続けるのか」と疑問を呈したとありました。
 
お立場上、石川県議会などから挙がる「米原ルート」の声も念頭においた発言と認識するところですが、「小浜ー京都ルート」の着工に欠かせない、京都の皆さんのご理解に向け、今後も丁寧な説明を続けていただくことをお願いする次第です。
 
さて、こうして新幹線延伸に関しては「桜咲く」と、悲願の着工決定を待ち遠しく思うところですが、こちらはいよいよの「桜の開花」。
 
昨日、近所のグラウンドに桜の様子を見に行くと、つぼみから一部ピンク色が。
 

【近所にある桜の木。野坂山をバックに咲く姿まであと少し。】
 
最近は、夏日の暑さになったかと思えば、寒の戻りで冷え込んだりと、どうしようか迷ってるかの桜を気の毒に思うところでしたが3月も明日で終わり。
 
春の主役の登場を今かと待つところです。
 
なお、桜の名所がいくつもある敦賀ですが、最も有名なのは「金崎宮」。
 
金崎宮は「恋の宮」とも呼ばれ、これを体現する「花換まつり」が28日からはじまっています。
 
「花替まつり」を特集する港都つるが観光協会のホームページを拝見すると、
 
 『恋ごころ小枝に託して永遠の幸せを』
 
 『明治に芽吹き、大正に花開く 今、あなたの恋物語が花開く』
 
と、何ともロマンチックなキャッチフレーズがならぶとともに、次のように説明されていました。
 
花換祭は良縁祈願の祭として明治40年代から始まったと伝わっております。その始まりから数年後の大正初めには今の祭の形が出来上がったと言われております。百有余年の歴史の中で様々な縁を結んできた花換祭は、今年も皆様それぞれの恋物語が花開くことを応援いたします・・・。また現在では「花換まつり」として良縁祈願だけでなく、心眼成就のお祭りとして毎年、金崎宮は桜で染まる4月に開催されるようになりました。
 


【「花換まつり」の案内チラシ】
 
詳しくは、以下の港都つるが観光協会の特集ページをご覧ください。
 
 →「花替まつり」特集ページはこちら
 
今年の「花換まつり」は4月10日まで。
 
桜の開花まであと少しではありますが、今日を含め、週末は各イベントが開催されるほか、夜はライトアップもされますので、ぜひ足を運んでいただければ幸いです。