広島 原子爆弾投下から80年

ブログ 社会

雷鳴とともにザーッと雨がひと降り。
 
昨晩から夜中にかけて、切望していた雨が降った敦賀。
 
今朝見た水溜りも久しぶりで、さぞかし田んぼや草木も喜んでいるであろうと、まさに「恵みの雨」と感じるところです。
 
こればかりはお天道様頼みとなりますが、もうひと降り、ふた降り、田畑に潤いを与えていただけますようお願いいたします。
 

【水溜りを見ること自体久しぶりの朝散歩】
 
さて、こうした「天からの恵み」と真反対。
 
今から80年前、絶望の淵に追いやられた広島では、さぞかし上空の爆撃機を憎んだであろう、今日は「原爆の日」。
 
まずもって、80年前の今日、広島に投下された原子爆弾により、犠牲になられた方々の御霊に心から哀悼の誠を捧げます。
 
また、筆舌に尽くしがたい苦しみを背負い、心身に深い傷を負われて生きてこられた被爆者の皆様、今も癒える事のない悲しみを抱えてこられたご遺族の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
 
今日は、広島市の平和記念公園で午前8時から「原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)」が営まれます。
 
ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中東情勢の緊迫化等、世界情勢が緊迫度を増す中、過去最多の120カ国・地域の代表が参加予定とあり、国際平和の希求はもとより、核兵器使用に対する各国の関心が一層高まっていると推察するところ。
 
一方、核廃絶に向けた動きは大変厳しい現実に直面しており、世界唯一の戦争被爆国「日本」が、被爆の実相を伝えていくことの重要性も同時にますます高まっています。
 
なお、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が6月16日に刊行した、2025年版の「SIPRI年鑑(SIPRI Yearbook)」で発表された、2025年1月現在の各国の核兵器(核弾頭)保有数(推定値)は、以下のとおり。
 
<主な核保有国の状況>
◉アメリカ 5,177発(-151)
◉ロシア  5,459発(-121)
◉イギリス  225発(0)
◉中国    600発(100)
◉インド   180発(8)
 ※( )内は前年比
 
世界全体の核弾頭の数は前年より164発減少し、12,241発となったものの、SIPRIは、運用可能な核弾頭の数は年々増加し続け、「核兵器を保有する9ヶ国のほぼ全てが、集中的な核兵器近代化計画を継続し、既存の核兵器のアップグレードや新型の追加を行っている」と懸念を示しています。
 
とりわけ中国は昨年から 100発増え、「どの国よりも核戦力を速く拡大させて」おり、平時に一部の核弾頭をミサイルに搭載している可能性があるとされています。
 
核兵器廃絶に向けては、私も考えをともにする「核兵器廃絶・平和建設国民会議(通称:KAKKIN)」が、本年4月から5月に国民民主党、立憲民主党、公明党、自由民主党および外務省、経済産業省に対し、「核兵器廃絶に向けた取り組み」に関する政策要請を行っており、核兵器不拡散条約(NPT)を維持・強化し、核兵器禁止条約の存在も認識しながら可能な核軍縮策を積み上げ、核兵器のない世界の実現を目指す立場から、以下の行動を要請しています。
 
1.NPTの維持・強化と核兵器禁止条約に参加できるよう外交努力を求める
2.核軍縮・核兵器廃絶に向けた具体的な施策
 包括的核実験禁止条約(CTBT)や兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT)の実現、ジュネーブ軍縮会議の活性化など6項目
3.ロシア・中国・北朝鮮への働きかけを求める
 
核兵器廃絶に向けては、理想論、綺麗ごとでは済まない世界であることを十分認識の上、極めて現実的な対応を講じる必要があることから、私自身、KAKKINの理念と政策に賛同し、引き続き、運動に参画する次第です。
 
なお、戦争を実際に経験された世代の高齢化が進む中にあって、被爆の実相を風化させることのないよう取り組むことが極めて重要であり、広島をはじめ、若い世代の皆さんが「平和」への取り組みをされていることに最大限の敬意を表するところ。
 
「原爆の日」にあたり、日本国民として決して他人ごとにせず、恒久平和と核兵器根絶をめざすことを誓い、平和記念式典に合わせ、静かに黙祷を捧げたいと思います。
 

【以前に訪れた広島原爆ドーム。核による惨禍は二度と起こしてはならない。】