2024年11月23日
嶺南地協の活動スローガンは「地域に根差した顔の見える活動」
昨日午後は、中道恭子文教厚生常任委員長と福井県自治会館(福井市)へ。
敦賀市議会では、副議長の私と文教厚生常任委員長が議員を拝命している「福井県後期高齢者医療広域連合議会」の定例会に出席しました。
全員協議会に続き行われた定例会では、前年度決算や今年度補正予算案、条例改正案などが議題として供され、いずれも全会一致で可決しました。
なお、福井県内において、第4次広域計画の基点とする令和3年9月末時点で、75歳以上の被保険者は120,499人と県内人口の約15.9%を占めており、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」では一貫して人口減少が続く中で、被保険者数は令和12年(2030)まで増加(148,392人、同20.9%)すると見込まれています。
現役世代の負担を抑える目的とした法改正により、窓口での負担割合が2割になる人も出てきている状況にあって、令和5年決算ベースの後期高齢者医療特別会計(保険給付費など)歳出は、前年比3.5%増の1110億円規模となっており、医療保険制度を取り巻く環境が一層厳しくなっている中で、県内市町が連携する広域連合が果たす役割は大きいものと、改めて感じた次第です。
福井から戻り、夜は若狭町レピアで開催された「連合福井嶺南地域協議会 第16回定期総会」へ。
嶺南各地より、加盟組合の代議員が集うとともに、開催地からは渡辺英朗 若狭町長が来賓としてお越しになられ、大会に花を添えていただきました。
【定期大会会場の来賓席より】
開会の後、香田議長からは日頃の活動へのご協力に感謝する旨述べられた上で、先の第50回衆議院議員選挙を振り返り、「政治を変える力が私たちにはある。諦めている場合ではない。」と力強い言葉がありました。
また、嶺南担当の山内正人 連合福井副会長からは、自己主義ではなく、慈心(思いやり)ある活動をしていきたい。
渡辺町長からは、生活や政治が不安定な中で、連合の皆さんの活動が意味するところは大きく、地域の発展にもつながっている。
推薦議員代表として北川博規 福井県議会議員からは、日頃の活動への敬意と感謝が伝えられるとともに、「人づくり」の重要性についてご挨拶があり、それぞれ思いが込められたご来賓の方々が語る言葉をじっくり拝聴した次第です。
その後、祝電披露を終え、会場を後にしましたが、嶺南地域協議会の活動スローガンは「地域に根差した顔の見える活動」。
議員活動にも通ずるこうした考えを共有のもと、連合の仲間の皆さんとは引き続き連携を図り、職場で解決できない課題こそ政治の出番と思い、そばにいる存在として役割を果たしていく所存です。