定例会開会。議長・副議長選挙が行われる。

ブログ 敦賀市議会

昨日、敦賀市議会の6月定例会が開会しました。
 
事前に全員協議会で日程等を確認のうえ会議に臨む訳ですが、通常であれば、諸般の報告などに続き、市長からの提案理由説明に入るところ、議長より「暫時休憩」のコール。
 
会派控え室にて待機していると電話が鳴り「急に休憩入ったけど何かあったんか?」との問い合わせがあったくらい、議場で傍聴されていた方を始めケーブルテレビ視聴されていた方には「疑問符」がついたことと思います。
 
実は休憩の間に、和泉明議長、馬淵清和副議長より辞職願いが提出されたことを受け、急遽議会運営委員会を開催し、規則に基づく手続きとし、日程を追加して議長・副議長選挙を行うことなどを確認、その後本会議再開の運びとなった次第であります。
 
本会議再開後に行われた選挙においては、新たな議長として田中和義議員、副議長には大塚佳弘議員が就かれることとなりました。
お二方におかれましては、コロナ時代の難しい時期ではありますが、議会の牽引役と今後のご指導をお願いいたいと思います。
 
また、退任されます和泉議長、馬淵副議長におかれましては、それぞれのお立場にてご尽力いただきましたことに敬意を表します。
とりわけ、和泉議長の退任挨拶にありました通り、この2年は福井国体、戦後初の無投票選挙、リラ・ポート百条委員会、そして新型コロナなど通常と異なる対応が目白押しであったことを踏まえれば尚のこと、難しい舵取り役をお努めいただいたことに感謝申し上げる次第であります。
 
議会の方は、その後元の工程に戻り、市長提案理由説明の後、各担当部局からの議案説明、質疑と移りました。
 
この日は、予算関連議案を除く14の条例改正案などについて質疑までを行いましたが、中でもリラ・ポートの未利用回数券を市が一旦回収し立て替えることを可とする「敦賀きらめき温泉リラ・ポートの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、令和4年からの運用開始に向け金山地区の用地取得を行う(取得予定額約1.5億円)「一般廃棄物最終処分場用地取得の件」などについては複数の議員より質問が挙がりました。
 
私の方は、所属委員会以外の点ということで、新型コロナによる減収影響などを踏まえた法令改正を受け改正される「敦賀市市税賦課徴収条例」に関し、記載の解釈についてのみ質問させていただきました。
 
説明のありました議案は、今後付託された各常任委員会にて審議することなりますので、本日の質疑内容も踏まえ、しっかりと深堀りの議論をしていきたいと思います。
 
そして、この日の議会を終え、向かったのはリラ・ポート(目的はリラ・グリーン)。
 
市民からの早期再開の声が日増しに高まるリラ・グリーン(グラウンド・ゴルフ場)については、市長提案理由の中で、「現在、芝の管理を始めとする施設の維持管理と並行し、営業再開に向けた協議を関係団体等と進めている」とあったことと、私自身、以前に芝の状況(その時は芝は伸び、雑草も生育していた)を見に来て以降、手入れ後の状況までは確認していなかったため、今議会で議論するにあたりこの目で確認しておくべきと思ったところ。
 
しかし何と、以前は通れたアクセス道路でロープアウトされ「関係者以外、立ち入り禁止」の札が掛けられており、確認出来ず。。。
 
17時を過ぎていたからかな?とも思いつつ、近々改めて伺いたいと思います。
 

【正面の案内看板周りもこの様子。休業が長引けば長引くほど周囲の廃墟化が進むのではと危惧。。。】

【このポイントで立ち入り禁止のロープアウト。現場確認は再度トライします。】
 
さて、今日の議会は予算決算常任委員会。
全体会、分科会と続き、補正予算案の審査を行います。
 
これまで事前確認してきた現場のイメージをもとに、本日も慎重審議に努め、役割を果たしていきます。