2024年9月9日
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う
秋にある「国民の祝日」のひとつに「敬老の日」があります。
たった3条からなる「国民の祝日に関する法律」(昭和23年7月制定)の第1条には、
『自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。』
とあり、第2条に定められる祝日に、「敬老の日」は9月の第3月曜日とし、趣旨には「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」とあります。
なお、「敬老の日」は、昭和41年の同法律改正により加えられたものですが、日付については、昭和26年以来、敬老の日が設けられるまでの十数年にわたり、「としよりの日」として全国各地で関係行事が行われ、また、昭和38年には、老人福祉法において「老人の日」とされるなど、広く国民の間に定着していたため、平成14年までは「9月15日」とされていました。
しかしながら、平成13年の法改正により、よりゆとりある国民生活の実現に資するため、平成15年からは「9月の第3月曜日」に変更され、現在に至っています。
ここまで前置きが長くなりましたが、このような意味合いのある「敬老の日」を前に、昨日は町内の「敬老会」を開催しました。
コロナ明けで4年ぶりに開催した昨年に引き続いての敬老会には、約70名の皆さんにお集まりいただき、久々にお会いした方とは笑顔の再会。
冒頭、区長からのご挨拶に続き、私も機会を頂戴し、町内の皆様からの日頃のご支援に対し御礼申し上げた上で、議員の立場で、市内の文化芸術やスポーツ、さらにはボランティア活動など、様々な分野で高齢者の皆さんが元気に活動されている姿を拝見するに、これまで、そして今もなお、皆様のご活躍とお支えあって成り立っていることに感謝の気持ちをお伝えするとともに、これからもますますお元気でとお声掛けした次第です。
【ひばりケ丘町会館で開催された「敬老会」の様子】
会のほうはその後、子ども達からのクイズや民謡踊りに続き、乾杯の後はカラオケにビンゴ大会と盛り上がりました(僭越ながら、私も一曲披露)。
今年もすべてのテーブルを回りましたが、おもてなしするはずが、逆に「いつも見とるよ」、「頑張ってや」とあたたかい励ましの言葉を頂戴し、恐縮するやら嬉しいやらでしたが、皆さんそれぞれ飲んで歌ってお話ししたりと、3時間半があっという間に経過し閉会。
帰り際に皆さんからあった「楽しかったわ〜」、「来て良かったわ〜」が何より嬉しい言葉でした。
今後もこのような機会等を通じ、諸先輩方が健康でイキイキとお過ごしいただけるよう、町内でもお支えしてまいります。
なお、元々祝日に設定されていた9月15日は現在、「老人の日」とされ、また、9月15日から9月21日までの一週間が「老人週間」とされています。
昨日の元気な皆さんの姿を思えば、「老人」という呼称にいささか違和感はあるものの、週間にある趣旨を大切に、皆が高齢者を敬愛し、長寿を願う気持ちをもって、接する社会になればと思う所存です。
(おまけ)
気持ちは「わっしょい!」でお元気に!今年もさぶちゃんの「まつり」を熱唱しました。