2024年8月24日
夏場の「電力の安定供給」に感謝の言葉ばかりなり
言っても仕方ないことは言わないよう心掛けているものの、思わず口に出てしまうのは「暑い…」。
敦賀は、一昨日の最高気温37.5℃に続き、昨日は37.4℃で体温並み。
何とも言えぬ湿気と相まって、たまらぬ暑さとなっている一方、来週は台風10号が直撃の予報となっており、熱中症にも台風にも警戒を強めるところです。
こうして猛暑がぶり返す「残暑」のなか、昨日は夏の甲子園大会の決勝戦が行われ、京都国際高校が延長タイブレークを制し、京都勢では68年ぶり5度目の全国制覇を果たしましたが、これと並行して敦賀市総合運動公園野球場で行われたのが全国中学校体育大会(全中)の「第46回全国中学校軟式野球大会」の決勝戦。
観戦できなかったのが残念でしたが、こちらも甲子園に劣らぬ大接戦だったようで、激闘の末、佐久長聖中(長野)を1-0で制したのは高知中学校。
優勝を決めた高知中ナインの皆さん、誠におめでとうございます。
また、出場された全チームの皆さんに保護者の方々、大会関係者の皆様、猛暑のなか大変お疲れ様でした。
これから高校野球に進むであろう球児たちが、ここ「球都つるが」で、仲間と中学野球最後のプレーをしていただけたことを嬉しく思う次第です。
さて、私のほうは昨日、「第34回 北陸電力労働組合敦賀分会定時大会」にお招きいただきご挨拶の機会を頂戴。
会場の北陸電力敦賀発電所内のホールで開催された大会では、分会委員長のご挨拶に続き、私から敦賀分会の皆様に対し、令和6年能登半島地震発生後の献身的な電力・通信設備の復旧対応をはじめ、夏季電力需要ピークを前に、地震で大きな被害を受けた七尾太田火力1・2号機(計120万kw)の起動を間に合わせていただいたこと、そして地元の敦賀火力発電所1・2号機の安定運転(同じく120万kw)により支えていただいていること等々への感謝を申し上げました。
【大会でのご挨拶の様子】
現場で汗して働く皆さんを前に、日頃の私への活動へのご支援も含め、感謝の言葉ばかりとなりましたが、現在議論が本格化している「エネルギー基本計画」見直しにおいて、原子力発電のみならず、今の日本の主力電源として電力需給を支える火力発電の必要性が明確に示されるとともに、自身も声を挙げていくことをお約束した次第です。
今の電力需給を見るに、昨日の北陸エリアでんき予報(北陸電力送配電HP)では、使用率ピーク時の使用率は94%となっており、決して余裕があるとは言えないところ。
この猛暑、残暑とあれば尚のこと、北陸管内において安心して暮らせるのは電気の安定供給あってこそであり、改めて心から感謝と敬意を表した次第です。
日頃より連携をいただいている北陸電力労働組合の皆さまには、何を置いても安全第一での業務遂行をお願いするとともに、電力の安定供給は「国民生活の血液」であるとの思いを共有のうえ、今後さらなる連携をお願いいたします。
【フルパワーで安定運転を続ける敦賀火力発電所。今後もよろしくお願いいたします(写真は2023年3月に撮影したもの)。】