地域への愛情満載「東浦地区ミニ文化展」

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事前情報で知っている方も多いとは思いますが、今晩のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」のタイトルは「逃げよ信長〜金ヶ崎決戦!」。
 
これまでも度々「敦賀」の名前が出てきていましたが、敦賀を舞台に繰り広げられた、信長の人生最大のピンチと言われる撤退戦「金ヶ崎の退き口」がいよいよ出番を迎えるとあって、その模様がどう描かれ、どう演じられるのか。
 
秀吉は、この撤退戦で活躍したことを切掛けにサクセスストーリが始まったとも言われており、乱世の時代に敦賀の地であった歴史を楽しみに視聴したいと思います。
 
さて、話しは歴史から文化に移りますが、先般東浦公民館に寄った際に開催案内チラシを頂戴した「東浦地区ミニ文化展」。
 

 
ふらり車を走らせ、東浦公民館へ鑑賞に行ってまいりました。
 
温かく迎えてくれた館長さんのお話しによると、このミニ文化展、例年は敬老会と併せて開催しているとのことですが、その敬老会もコロナで中止となり、今年は単独での開催とのこと。
 
そういったことからか、若干出展数が少ないかなとも仰っておられましたが何のその。
 
大小ふたつのホールに所狭しと並ぶ地元の皆さんの力作に見入ってしまいました。
 

 
展示のジャンルは生花、絵画、書道、手芸など様々でありましたが、特徴的だったのは、小学生の絵や読書カードも展示されていたこと。
 
東浦小中学校に赤崎小と、この地区に通う元気な子ども達の姿が目に浮かぶようであったのと、読書カードについては東浦区長会長賞や東浦公民館長賞、子ども会長賞とあり、真剣に選定している写真などから、まさに地域で子ども達を見守り、育むとの雰囲気を感じた次第です。
 
赤崎小学校の生徒は、この先、角鹿小中学校に通学することになりますが、この地域に住むことに変わりはなく、引き続きこうした環境で育って欲しいなと思います。
 
さらに、展示品もさることながらながら、素晴らしいと感じたのは大ホールからのロケーション。
 
恥ずかしながら、大ホールに入ったのは初めてであった訳ですが、浜辺に向かい大きくくり抜かれた窓のデザインはどこか舟窓をイメージするものであるとともに、そこからの五幡の海岸線はこれまた最高の眺め。
 
この日は生憎の天候でしたが、晴天の日は東浦の宝である「夕陽」が見事に見えるだろうと想像が膨らみました。
 

 
小ホールの横にあるテラスも含め、浜辺や海と一体感ある作りは、自然との共生をイメージされたものなのか。
 
ここまで行くと考えすぎかも知れませんが、展示品や建物自体からも郷土愛を感じる良き時間を過ごすことが出来ました。
 
先日のブログでお伝えした通り、この東浦地区は「コミュニティ運営協議会」を設立し、高齢化が進む中にあっても皆で地域を守り、大切にしていこうと取り組んでいる地区。
 
私にとっては、父の出身地でもある第二の故郷であるとの思いも含め、引き続き関わりを大事にしながら取り組んでいきたいと思います。
 
最後になりますが、「東浦地区ミニ文化展」の開催は「本日まで」となっておりますので、地区の方もそうでない方もお立ち寄りいただけると嬉しく思います。