2024年8月31日
令和6年第3回(9月)定例会を前に議会運営委員会を開催
台風10号の名前「サンサン」は、少女の名前が由来とのこと。
元々速度が遅い台風でしたが、東西の高気圧に挟まれ、偏西風にもうまく乗れず停滞している姿に少女のイメージを重ねると、「早く逃してあげたい」との心境になるもの。
もちろん、各地に大きな被害をもたらすことなくとの思いを込めてでありますが、台風情報を睨みヤキモキしているのがここ敦賀。
敦賀の夏の風物詩、8月16日の「とうろう流しと大花火大会」と同じく、秋の訪れを告げる行事といえば「敦賀まつり」。
氣比神宮の例大祭に合わせて開かれるこのお祭りの日程が、今年は9月1日(日)~4日(水)(例年は9月2日〜4日)とあって、とっくに通過していたはずの台風が停滞していることに「ヤキモキ」している訳ですが、北陸新幹線の開業を迎えて初の開催となるほか、伝統の山車巡行や神輿渡御、カーニバル大行進や約3000人が参加する民謡踊りなど、市民総ぐるみの「敦賀まつり」への影響が最小限となるよう祈るところです。
さて、こうして募る心配と同時に、台風襲来への警戒を維持するところ、昨日敦賀市議会は、9月6日(金)から始まる令和6年第3回(9月)定例会を前に議会運営委員会を開催。
会期日程や市長提出議案、その他議会運営に関わる事項について確認、協議しました。
条例改正案や補正予算案などの議案に加え、9月定例会では前年度決算審査を行うため、配布された議案もボリューム満載となっておりますが、決算に関しては「数字から成果を読み取る」との教えのもと、審査の準備に入りたいと思います。
【9月定例会の会期日程。34日間の長丁場となります。】
また、同委員会では、議会改革の一環としてワーキングで検討を進めてきた「タブレット導入」、「委員会のインターネット配信」について中間及び最終報告がされました。
議会活動全体の効率化やペーパーレス化などを目的とするタブレット導入については、今年度予算にも計上をした上で、本年12月定例会から試験運用を予定(同時期に、理事者側も議場にパソコン持込みを予定)。
インターネット配信については、まず「予算決算常任委員会(全体会)」をライブ、録画配信することで決定をし、放送機材など放映に向けた準備を進めるとの報告がありました。
とりわけ、委員会のインターネット配信に関しては、自身が広報広聴委員長時代に同委員会での協議を経て、議会運営委員会に検討依頼をしたものであることもあり、ひとつ実現に向かうことを嬉しく思うとともに、「委員会中心主義」とする敦賀市議会において、委員会での議論を多くの市民の皆様にご覧いただける環境をつくることで、議会や政治に対するご理解につながることを期待する次第です。
この他にも、議員公開情報の見直しや、政務活動費等のホームページ公開などについても確認をしましたので、また今後ご覧いただければ幸いです。
このように、敦賀市議会では一歩づつではありますが議会改革を進めるとともに、市民の皆様にとって、透明でより分かりやすい議会に向けて取り組んでいますので、その点に関しても注視いただいた上で、引き続きご意見など賜ればと存じます。