令和6年第3回(9月)定例会も残すは最終日のみ

ブログ 政治 敦賀市議会

巨大組織が議員歴38年の政治家の正論を飲み込むのには1週間もかからないという事実に寂しさと虚しさを覚えます。
 
これは、臨時国会で昨日行われた石破新首相の所信表明演説を受けての伊藤孝恵参議院議員(国民民主党)の言葉。
 
続いて、大変残念なことのひとつとして政治資金に係る所得税“脱税”の件を挙げ、首相が①問題議員と改めて向き合い ②反省を求め ③ルールを守る倫理観を確立する、と述べたことに対し、
 
違うでしょう。①延滞税をかけ ②重加算税40%を追加し ③税務署に行って納税する、でしょう。
 
と厳しく批判。
 
「透明性を高める努力を“最大限”していく」との言葉に対しても、
 
政治は言葉、言葉は誓い。“最大限”なんて三文字で、逃げ道つくってんじゃないよ!
 
この段階に及んでも具体策を示さず、いわば精神論を述べていることに、私も伊藤議員と思いを共にするところですが、国会の次のステージは9日の党首討論。
 
政治資金を巡る問題をはじめ、「変節」した各政策について、“飲み込まれた”新首相の考えをじっくりと追及し、国民に何の「信」を問うのか、明確にしていただきたいと思います。
 
さて、同じく昨日の敦賀市議会は予算決算常任委員会を開催。
 
「第52号議案 令和6年度敦賀市一般会計補正予算(第4号)」及び「第58号議案 令和5年度敦賀市歳入歳出決算認定の件」ほか3件の決算案について、先般審査した分科会の報告から討論、採決までを行いました。
 
第58号議案に関しては、反対、賛成それぞれ1名づつ討論がありましたが、結果、補正予算案、決算案のすべて(計5件)を「原案のとおり認める(決算は認定)べきもの」と決しました。
 
その後、私のほうは各派代表者会議、広報広聴委員会に出席しましたが、早いもので令和6年第3回(9月)定例会も残すは9日の本会議のみとなりました。
 
34日間の会期日程があっという間に感じるものの、市民クラブからは2つの議案に対し討論通告しましたので、言論の府である議会として、議事録に何を残すかを意識しつつ、会派で調整のもと最終日に臨む所存です。
 

【話の内容と関係ありませんが、写真は先日撮影した彼岸花。花言葉には、独立や情熱とも。】