2019年9月20日
一般質問を終える。敦賀市議会初の百条委員会設置も決議
昨日大きく報道されていたニュースは、福島第一原子力発電所事故の東電旧経営陣の過失を問うた東京地裁判決。
結果は「津波の予見可能性なし」とし「被告無罪」。
報道番組では、「無罪判決を受け、原子力事業者のタガが緩まないか心配」などとのキャスターの言葉で締め括られる訳ですが、この判決を受け万歳しているような人は原子力事業者は居ません。
判決の如何に関わらず、全国の原子力現場では最新の知見と予見性を高めた基準に適合し、一層安全で事故リスクをゼロに近づけるための発電所運営を至上命題とし、対応にあたっています。
その実態だけご理解いただきたく、冒頭にお伝えする次第です。
さて、敦賀市議会は昨日で一般質問終了。
私も午前中に登壇、以下3点について質問させていただきました。
(1) 原子力・エネルギーの中核的研究開発拠点に向けたビジョンについて
(2)「人道の港 敦賀ムゼウム」整備計画について
(3) 敦賀市営野球場について
終わってみれば、残り時間ゼロで内心焦りましたが、考えは理事者にお伝え出来たかと思います。
全くのゼロ回答は無かったと受け止めていますので、今後前向きに対応が進むよう、引き続き働き掛けていきたいと考えます。
また、今回は極力早く「やまたけNEWS」を発行し、市民の皆さんにも詳細報告を届けたいと思います。
一般質問の後には、先日よりお伝えしています「敦賀きらめき温泉 リラ・ポートの指定管理に係わる件」に関し、議会運営委員会から提出された調査特別委員会設置議案を全会一致で可決。
地方自治法第100条に基づく調査権を有する、いわゆる「百条委員会」が設置されました。
敦賀市議会史上、初の設置となります。
私も本特別委員会の委員を付託されましたので、これまでの産経建設委員会所管事務調査の経過も踏まえ、公平で客観的視点を持って対応にあたりたいと考えます。
市民の皆さんには、いささかお騒がせをしておりますが、行政事務が適正であったのかを解明し、今後のリラ・ポートの適正運営につなげることが調査の目的です。
どうか冷静な目で注視いただけますことお願い申し上げます。