2026年1月31日
一時配信停止となった「ギャンブル依存症対策」に関する動画
第51回衆議院議員総選挙は、期間中1回の土日を迎えます。
期日前投票の認知が進み、今や約3割の有権者が投票日の事前に投票を済ませるようになっており、陣営においては、こうした状況を踏まえた早め早めの呼びかけ、取り組みが必要となっているところ。
また、最近では公的施設のみならず、量販店などに投票所が設置されていることも期日前投票率のアップにつながっていると考える次第であり、いずれにしても、より一層の投票行動を促す取り組みが必要とも。
そうして迎えるこの土日。
皆様方におかれましては、
◉投票表紙の1枚目、小選挙区にはお住まいの選挙区候補を(福井1区は「山中しゅんすけ」)
◉投票用紙の2枚目、比例代表は政党名を(国民民主党)
とお書きいただき、投票いただけますようお願いいたします。
さて、話は変わるものの、こちらは社会問題でもあり、政治に関することか。
これまでもご紹介しているとおり、関係団体と連携の上、私自身取り組んでいる「ギャンブル依存症対策」について。
昨年6月の敦賀市議会定例会の一般質問でも取り上げたよう、この問題への対策の第一歩は、ギャンブル依存症が、お金にだらしないなど「性格の問題」ではなく、「回復可能な脳の病気」であることを広く知っていただくことにあることは、これまでご紹介してきたとおり。
若年層によるオンラインカジノの利用が社会問題となる中、大阪府が若者向けに公開した違法ギャンブル防止の啓発動画が物議を醸しています。
議論を呼んでいるのは、昔話の「桃太郎」になぞらえて作られたこの動画が、依存症の克服を「鬼に勝つ」と表現していることや動画内の人物設定や依存症の解決方法が、「ラクして生きたい」などとしていること。
動画では、「ラクして生きたい」が口癖のゲームとスマホを大切にする主人公の高校生が、カウンセラーとの話し合いを経てギャンブル依存症を解決することを「自分の中の鬼に勝つ」と表現していた訳ですが、これに対し、「ギャンブル依存症問題を考える会」は「依存症への間違った認識を与えかねない」と指摘。

【物議を醸している大阪府の違法ギャンブル防止啓発動画(YouTubeより引用)】
同会の田中紀子代表理事は、「ギャンブル依存症は『ラクして生きたい』という性格から起こるものではなく、表現が不適切。ギャンブルで苦しんでいる人への誤解につながる」。
また「自分の中の鬼に勝つ」という表現についても「依存症は一つの病気であり、正しい治療が必要。精神論で治せるという印象を与えてしまう」と述べ、同会は府に動画の削除などを要請していました。
府によると、動画は民間事業者から公募で選ばれた。府は動画についてSNSで意見が寄せられていることを把握しているとした上で、「現時点では動画の削除の予定はないが、今後の方針を検討していきたい」と述べていましたが、28日夜にこの動画を一時配信停止することに。
「ギャンブル依存症」のことを知る人であれば当然の対応と思うところですが、公募で選ばれたとはいえ、大手広告代理店(今回の場合は「博報堂」)であれば、依存症そのものの知識や理解を深めた上で対応いただきたかったと誠に残念でならない気持ちです。
なお、日本初のカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を進める大阪府・市において、懸念されrギャンブル依存症対策の「トップランナー」をめざすことは良いことと思う反面、広告代理店同様、選ぶ側もしっかりとした基礎知識を身につけ対応いただきたいと切にお願いする次第です。
大阪府の違法ギャンブル防止啓発動画(ユーチューブから)






