2025年11月2日
ー戦後80年 昭和100年ー 世界の中の日本、そして敦賀
気づけば、秋もグッと深まり、街中や山あいの木々にも紅葉がチラホラ。
同じく気温もグッと下がり、ご家庭内では暖房器具が必要な肌寒さとなってまいりましたので、皆様方におかれましては、風邪などひかれませぬよう、ご注意のうえお過ごしくださいませ。
また、秋といえば、食欲の秋、読書の秋、文化の秋と様々な楽しみが浮かぶところ。
10月28日のブログでは、「人道の港敦賀ムゼウム」において、11月3日のリニューアルオープン5周年を記念して開催中の「みる しる わかる ムゼウムDays!」と題したイベント(開催期間:11月1日〜3日)をご紹介しましたが、そのほか市内で催されている文化展などにもぜひ、足を運んでいただければと思う次第です。
さて、本日ご紹介しますのは、上記の「みる しる わかる ムゼウムDays!」と関連して開催する、気比史学会主催(敦賀市共催)の講演会について。
あらためまして、当会におきましては、昭和52(1977)年の設立以降、「過去に学び 未来に期待し 今日に生きる」の会是のもとに、豊富で悠久な敦賀の「地域史」をより多くの方に知っていただくべく活動を展開し、愚直ながらも変わらぬ志で今年、結成48年目を迎えています。
その上で、当会の中心的な活動であり、今年度41期を迎える「敦賀市民歴史講座」については、先の大戦から80年を迎え、改めて戦争の歴史に思いを馳せ、戦後の歩みを振り返り、平和の意義を胸に刻む1年にすること。
また、戦争体験者が減少し、次世代に引き継ぐ難しさが年々増している状況にあって、世界に戦火が絶えぬ中、過去の記憶を掘り起こし、いかに継承できるかが課題と捉え、今年度の年間テーマを「シリーズ戦後80年」に設定し、講座を開催するところ。
また、激動の渦中に在って、明日何が起きるのか、非常に不確定な時代に私たちは生きています。
かつては“歴史の必然性”を学んできましたが、今やこの歴史観では説明できないのが現実の世界であり、この不確定な時代をいかに生きるのかと言う問いに的確な解を求めていくべく、各国大使を歴任されたご経験から、広い世界観、見識をお持ちの小倉和夫様によるご講演を開催することとしています。
なお、開催日時や小倉様のプロフィール等は、以下ご案内チラシをご覧ください。

【気比史学会作成の開催チラシ】
本講座は今年度講座の最終講になるとともに、「戦後80年」そして、激動の「昭和100年」の節目にどのようなご示唆をいただけるのか、大いに学ぶべく私自身大変楽しみにする一方、事務局の立場といたしましてもしっかりと準備にあたる次第です。
チラシのとおり、開催日時は、11月8日(土)14時から。
事前申込は不要ですので、ぜひとも多くの皆様にお越しいただけますようお願い申し上げます。






