2019年12月27日
リラ・ポート指定管理に係る調査特別委員会を開催
本日は、官公庁をはじめ殆どの企業が仕事納め。
皆さんそれぞれ、慌ただしく過ぎた一年であったことと思いますが、少しでも「歩みを振り返る」時間の持てる一日にしたいものです。
さて、昨日はご案内の通り、「敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員会」を開催。
いわゆる百条委員会でありますが、関係者の間では略して「リラ特」と呼ぶのが標準化されてきています。
第6回目となる本特別委員会は、場所を傍聴席を増配置した全員協議会室とし、約3時間半に亘る慎重審議となりました。
主な調査項目は、これまでの委員会にて照会事項の抽出、回答を求めてきた以下2点。
①市と指定管理者(前・現)が締結した基本協定書や年度協定書の各条項に照らし、不作為にあたる市の事務業務はないか。
②現指定管理者が市などと協議した音声データから、上記同様の不作為にあたるものはないか。
審議した中からは、
◉前指定管理者から現指定管理者への引き継ぎに関わる市の関与は適正であったのか。
◉現指定管理者から「疑い」として指摘のある、前指定管理者不透明な経営に対し、市はこのことをいつ知り得て、どう対応してきたのか(時系列的に見て)。
◉前指定管理者への監査内容や監査委員に対する市の関与はどうであったのか。
◉前・現指定管理者の経営状況を踏まえた指定管理料支払いの妥当性。
など、法的視点を踏まえた調査項目のさらなる絞り込みがされ、今後、当該項目の調査に必要な証人を選定のうえ、尋問により明らかにしていくこととしました。
今年の委員会はこれが最後となりますが、「3月定例会中に最終報告まで行いたい」とする委員会としての意向に則り、年明けからもスケジュール感を持ちつつ適切な調査にあたる所存です。
以上、敦賀市民の皆様におかれましては、ご心配をお掛けするところでありますが、市や現指定管理者双方に対する噂話しや誹謗中傷の声にどうか同調・加勢することなく、本委員会での調査を冷静に見守っていただけますようお願い申し上げます。
委員会を終えた全員協議会室。気づけば外は真っ暗になっていました。