2020年2月22日
リラ・ポートの早期再開・継続に向けて
雲ひとつない青空、気温は4月上旬並みと春の訪れを感じる昨日。
案件確認のため連絡した方との余談では、この日市総合運動公園にはグラウンド・ゴルフに約170名が集い、元気に汗を流したとのこと。
これを聞いて嬉しいのは、もちろん高齢者の健康・生きがいづくりにつながっていることですが、試行期間においてもコンスタントに150名以上がプレーされている利用実績は、次期の冬季本格利用に向け十分な根拠が得られたとも確信した次第。
さて、昨日午後は、第18回目となるリラ・ポート百条委員会の準備会。
前回認定した、行政の「不作為」と「不適切行為」に対し、行政事務に求める対応や調査の総括など、調査報告書の最終まとめに向けた議論を行いました。
本件に関して、私は7月からの産経建設常任委員会での所管事務調査、9月からは百条委員会(調査特別委員会)と約8ヶ月に亘り調査にあたってきており、自身にとっても本調査報告書はその集大成とも言えます。
また、いくら詳細な調査であったとしても、その内容が文字として市に正確且つ誤解なく伝わらなければいけない訳であり、そういった思いを持って妥協することなく、他の委員の皆さんと最後まで慎重審議にあたりました。
委員会としても私自身としても、百条委員会の趣旨に則り、議会の立場として客観的で公正な調査報告書になったと考えます。
この後は、2月25日8時30分より最終の百条委員会を開催し、調査報告を委員会として認定したうえで、議会運営委員会の承認を経て、同日開会する3月定例会に追加議案として上程する予定としています。
市民の皆さまにおかれましては、いま暫しお待ちいただくとともに、議会としての調査報告内容を注視いただければと存じます。
2月5日から一時休業となっているリラ・ポートですが、このままでは3月から本格利用期間となるリラ・グリーンまでもが利用出来ず、温泉はもとよりグラウンド・ゴルフまでもがプレー出来なくなることは、さらに多くの市民・利用者の皆さんの楽しみや生きがいの場を奪うことになります。
このことは市にとっても、現指定管理者にとっても決して望む姿ではないはずです。
両者の間には様々な経過を経て、双方にそれぞれの思いがあろうかと存じますが、市は公の施設を管理監督する責任、現指定管理者はその施設を運営する責任、そして何より、市民・利用者の皆さんのことを第一義にお考えいただき、早期の再開と継続運営に向け尽力いただくことを切に求め、本日のブログを終わります。