2025年10月28日
リニューアルオープン5周年記念「みる しる わかる ムゼウムDays!」
昨日、来日したトランプ米大統領。
来日に先立つ26日には、マレーシアの首都クアラルンプールで開かれたタイとカンボジアの和平合意の調印式に参加し、停戦実現を自身の外交的成果としてアピール。
トランプ氏はタイとカンボジアを含めて「8つの戦争」を解決したと主張しており、8月には旧ソ連構成国アゼルバイジャンとアルメニアの和平に向けた共同宣言の署名式をホワイトハウスで開催したほか、今月13日にはパレスチナ自治区ガザの和平を巡りエジプトで国際会議を開催し、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの停戦実現とガザの復興開始をアピールしています。
さらに、トランプ氏は30日までのアジア歴訪の期間中、核・ミサイル開発や日本人拉致問題を抱える北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記との会談に意欲を示しており、今後、北朝鮮問題への取り組みを進める可能性があるとしています。
こうして、世界で起こる戦争や紛争の解決に向けた橋渡し役は、米大統領という立場だけではなく、もはやトランプ氏にしかできないのかもと思いつつ、氏自身は「平和の創造者」として、悲願であるノーベル平和賞獲得に向け実績づくりを進めていると思うと、これはこれで複雑な心境になるところ。
いずれにしても、世界の恒久平和は人類の願いでもあり、紛争や戦争で尊い命が失われる世の中から一日も早く脱することを希求する次第です。
こうした思いも込めつつ、先の9月定例会の一般質問では「戦争の惨禍と人道の心を伝え、つなぐことについて」をテーマに、とりわけ「人道」の点に関しては、「人道の港敦賀ムゼウム」が果たす役割、市民の皆さんとともに育んでいくことの大切さを意見し、今後の取り組みに期待すると発言したところ。
その「人道の港敦賀ムゼウム」においては、11月3日のリニューアルオープン5周年を記念して、「みる しる わかる ムゼウムDays!」と題し、様々なイベントが開催されます。
開催期間は、11月1日(土)〜3日(月・祝)。
内容は、以下2つのページどちらからでもご覧ください。
→「人道の港敦賀ムゼウム」ホームページはこちら
→敦賀市ホームページ「人道の港 敦賀ムゼウム リニューアルオープン5周年イベントを開催します!」はこちら
また、ムゼウム作成の開催チラシも添付しますので、併せてご覧ください。


駐日ポーランド共和国大使館、ポーランド広報文化センター、駐日リトアニア共和国大使館、駐日イスラエル大使館に後援いただいていることを見ても、ムゼウムの存在意義を感じるところですが、5年前の11月3日、澄み渡る青空のもとリニューアルオープンした時のことを思い返し、私も期間中にじっくり足を運びたいと思います。

なお、チラシの2枚目、右下に掲載の「小倉和夫氏」による講演会は気比史学会主催。
こちらは追って、あらためてご案内いたしますが、今期の敦賀市民歴史講座 シリーズI「戦後80年」の最終講として、戦後80年、昭和100年の節目としての講演会を開催いたします。
ムゼウムのイベントも、講演会もぜひ多くの皆様にお越しいただければ幸いです。






