2021年2月20日
ゆうあい倶楽部施設訪問と議員説明会
新型コロナウイルスに関しては、昨日からワクチン接種が始まりましたが、ここ敦賀市内では新たに5人の感染と発表。
5人とも18日に発表された感染者の濃厚接触者や接触者ではあるものの、保育園や小学校などとも関係していることから、更なる拡大防止のため相当数のPCR検査対応となっています。
15時からは、連日となる敦賀市新型コロナウイルス対策本部会議が開催され、現況共有と各部の対応確認が行われたところでありますが、市職員においても家族でPCR検査対象となった方がいれば、報告のうえ自宅待機するなど改めて徹底。
言わずもがなですが、何か兆候があれば勿論、閉じ込めておくことが重要なことであり、その点留意のうえ、おひとりお一人の慎重な行動で感染拡大防止に努めていくしか手はないことから、市民の皆さんの引き続きのご協力をお願いするところであります。
さて、そういった状況と重なりましたが、昨日午前中は「ゆうあい倶楽部」の施設訪問、午後は議員説明会と慌ただしく過ごしました。
ゆうあい倶楽部の施設訪問に関しては、前身の「嶺南地区友愛会」から40年来続く歴史ある活動。
加盟する労働組合の各職場にご協力いただいた浄財(カンパ金)をもとに、訪問する各施設のニーズに応じた品物を購入し寄贈するというもので、先方からも毎年感謝のお言葉をいただいているところですが、私自身も嶺南地区友愛会時代に事務局を務めた時分から約20年携わらせていただいており、こうした機会を与えていただけていること自体、ありがたい限り。
今回も同様の形式にて事務局さんが準備をされ、代表と顧問の私の3名で、次の施設を訪問してまいりました。
◉敦賀市障がい者施設 やまびこ園
◉ワークサポート 陽だまり
◉特養老人ホーム 常盤荘
◉特養老人ホーム 渓山荘(時間の関係で私は訪問できず)
◉社会福祉法人 白梅学園
◉敦賀市子ども発達支援センター パラレル
◉美浜町社会福祉協議会
【美浜町社会福祉協議会への訪問では、ホールの雛人形に気持ち癒されました】
今回は、コロナ禍で特に市内感染が広がりつつあることから、訪問、寄贈は極力短時間、玄関先などで行い、感染への配慮をしましたが、それでも少し職員の皆さんとお話しすると、各施設ともに自らの施設からは絶対に感染を発生させないとの強い意識のもと、マスクを二重につけたり、県外には一度も出ていないなど苦慮されながら対応されていることや、一方、常盤壮では、家族であっても面会禁止とはしつつも、施設に準備したIpadと家族のスマホをつなぎ、LINEのビデオ通話機能で顔を見て話せる場を設けることで、入居者・ご家族双方のつながりと安心になっているなどともお聞きし、コロナ禍でも工夫をし運営されていることが分かりました。
また、白梅学園においては、現在、40名を超える乳幼児から高校生までを預かっているとのことでしたが、近年ではネグレスト、といっても児童虐待ではなく育児放棄が原因で預からざるを得ないケースが増えているとのこと。
さらには、児童相談所など公共機関との役割分担も以前と変化してきており、白梅学園のような施設の重要性がますます高まっていることなどをお伺いしました。
「子は宝。どんな状況にあろうと社会で助け、育てないといけない」と語る園長さんの言葉、表情から、こうしたことこそ公的サポート機能の重要性を改めて認識するとともに身の引き締まる思いがしました。
こうして施設を訪問することによって、逆に気付きや課題を頂戴できることは、私にとって大変重要なこと。
しかと記憶とメモに残し、少しでも課題解決につながるよう活動にあたりたいと考えます。
そうして午前中の訪問を終え、午後は議員説明会のため市役所へ。
この日は、定例会前ということもあってか盛り沢山の案件。
大きく以下の4件について各部からの説明を受けました。
①第8期介護保険事業計画ほか2件について(福祉保健部)
②中期財政計画について(総務部)
③第7次総合計画中間取りまとめについて(企画政策部)
④一般廃棄物最終処分場整備事業及び新清掃センター整備事業について(市民生活部)
総合計画などについては、これまで審議会を傍聴したり担当部とも意見交換するなど注目をしてきたところでもありますが、昨日説明されたものはいずれも重要な事項ばかりであり、引き続き、詳細確認を継続するなどし、チェック&アクションしていきたいと考えます。
さて、今日は久々のお天気で気温も高くなるとのことです。
コロナ感染防止を徹底しつつ、少しリフレッシュの時間も取りながら、来週24日から始まる定例会に向け、しかと準備を進める週末にしたいと思います。