2020年8月17日
また来年お会いできることを願って
今度は韓国。8月15日を狙って行った行動であれば、尚のこと許されざるべきことではありません。
海上保安庁の測量船「平洋」が、長崎県の男女群島・女島西方の東シナ海の排他的経済水域(EEZ)で海洋調査を行なっていたところ、韓国海洋警察庁の船が中止要求してきたとの発表がありました。
海保によると、15日午前4時20分ごろ、女島の西約141キロで、韓国海洋警察庁の船が、無線を通じ英語で「韓国の海域で調査するには同意が必要なので、やめなさい」と要求がありましたが、平洋は日本のEEZ内だとして調査を続け、韓国側の船は、その後も中止要求を繰り返したとのこと。
EEZは沿岸から200カイリ(約370km)とされており、現場海域は日韓双方から200カイリの範囲にあることから、海保の測量船は両国の中間線の日本側で調査をしていた訳であり、全くもって韓国側の「いちゃもん」としか言いようがありません。
日本側は、日本の排他的経済水域(EEZ)での正当な活動だとして外交ルートで韓国に抗議したとのことでありますが、韓国からのこうした行動は初めてということであり、今後の日本の対応如何によっては、尖閣諸島の中国と同様に「既成事実化」される可能性があることから、この点に関してもしかと注視していきたいと考えます。
同じ海の話しでも、送り盆の昨日は、敦賀では「とうろう流し」が行われました。
ご家族がそれぞれの「とうろう」に感謝の思いを込め霊を送る、厳粛なる場であることから、当事者でない立場の自分としては松原に足を踏み入れることは避けましたが、知人のSNSを通じて見る限り、コロナ禍にあっても無事にお見送りすることが出来たようです。
また、こちらは中止となった花火大会の代わりに企画された「#おうちで敦賀花火」。
過去に行われた花火大会映像に加え、CGによる花火が嶺南ケーブルネットワーク並びにWEB配信されました。
さすがに「ドーン!」という音の迫力まではないものの、テレビ画面を通じてそれを求めるのは酷というもの。
画面に映る「また来年お会いできることを願って」の言葉に込められた思いには、色んな意味が込められていたのだと思います。
敦賀の夏の風物詩を何とかして伝えよう、敦賀のまちを元気づけようと趣向を凝らした企画、制作された敦賀観光協会さんを始め、関係者の皆さまに感謝申し上げたいと思います。
昨日は、浜松の40度超えを始め、全国各地で猛暑日となりましたが、これでお盆が終わり、今日で甲子園交流試合も最終日かと思うと、何か夏の終わりを感じます。
そう思えば、朝夕のセミの泣き声も少なくなってきているような。
例年の感覚でいけば、「子ども達の夏休みも残りあと僅か・・・」となる訳ですが、今年は今日から学校です。
約2週間の短い夏休みは少し気の毒な気もしますが、この時期の初めての授業となる学校関係者の皆さんには十分ご留意いただき、元気な学校生活再開をお願いしたいと思います。
かくいう私の方は、9月定例会が目前に迫ってきております。
秋の風物詩「敦賀まつり」も今年は開催中止となっている関係もあり、定例会日程も例年の「まつり明け」からではなく、9月1日開会となっています。
賑わう海水浴場や元気な子どもの姿、大花火、そしておそらく、そんな風景を楽しみにしているご先祖様。
様々な意味を込め、本来の「敦賀の夏」に来年会えることを願って、私も夏から秋モードにチェンジしていきたいと思います。