2024年9月13日
はじまりの合図だ!ヨシふみだそう!
「東京電力パワーグリッド(以下、東京電力PG)供給区域において、想定以上の高気温に伴う需要増加により、需給ひっ迫のおそれが認められるため。」
これは、昨日15時30分に、電力広域的運営推進機関(OCCTO)において、中部電力PGから東京電力PGに対し行われた「電力融通指示」の理由。
電気事業法第28条の44第1項(及び業務規程第111条第1項)には、「推進機関(OCCTO)の指示」として「当該電気の需給の状況の悪化に係る会員に電気を供給すること。」と規定されており、これに基づき、東京電力PG供給区域の需給状況改善のため行われたものですが、指示の内容は「9月12日の16:30から17:00の間、50万kWの電気を供給すること」。
なお、東京電力PG管内においては、一昨日も30万kW(中部PG→東京PG)の電力融通指示がされており、東京電力PGでは両日とも、発動指令電源の発動、安定電源への電気の供給指示、余力活用契約を結んでいる火力発電所の増出力運転を織り込んだ上でのことであり、今はあらゆる電源を総動員して「安定供給」を守っている状態と言えます。
このように電源が足りていない深刻な状況を思えば、136万kW/基の発電量を有する柏崎刈羽原子力発電所6、7号の再稼働をなぜ早期に判断しないのか忸怩たる思いが募るところです。
また、需給ひっ迫は東京電力PG管内のみならず、東北や関西でも。
9月11日16時48分には、北海道電力ネットワーク、東京電力PG、北陸電力送配電、関西電力送配電から東北電力ネットワークに対し、同日の17:30から19:00の間、最大45万kW。
9月12日16時37分には、中部電力PGから関西電力送配電に対し、同日17:30から18:30の間、最大42万kWの電気を供給することが指示されていることをお知りいただきたく存じます。
さて、こうした危機的とも言える電力需給となった原因の大きくは、原子力発電の長期停止と電力自由化の歪みにあると考える次第ですが、この状況においても一心に、「低廉で安定した電力供給」を守るため、日夜現場で奮闘いただいているのが電力関連産業に勤める皆さん。
ちょうど昨日、一昨日と、電力関連産業で働く組合員が集う「電力関連産業労働組合総連合」(以下、電力総連)の「第44回定時大会」が札幌のカナモトホールで開催されたということで、関係者のSNSでもその模様を拝見したところです。
原電総連事務局長時代は毎年、この大会に出席をし、全国の仲間と顔を合わせることを楽しみにしていたことを思い出しますが、今回の大会では、来夏の参議院議員通常選挙に向け、電力総連組織内候補予定者である「浜野よしふみ」現参議院議員(2期)のご挨拶から必勝セレモニーまでが行われたとのこと。
【電力総連第44回定時大会会場の様子(浜野よしふみ議員のFaceBookより引用)】
浜野議員のFaceBookを拝見すると、文面からもご本人の熱意と覚悟が伝わってくるところであり、参考まで以下掲載いたします。
以下、浜野議員の投稿。
《電力総連第44回定時大会で挨拶をさせて頂きました!》
大変ありがたい事に私の必勝セレモニーを実施頂きました。
昨日は札幌のカナモトホールで開催されました電力総連第44回定時大会で、大変ありがたい事に私の必勝セレモニーを実施頂きました。
業種別の代表者の皆さんに先導頂きながら、会場におられる皆さんも総立ちで出迎えて頂き、本当に心を打たれました。
壬生(みぶ)電力総連会長をはじめ、全国の副会長、部会長の皆さまのマイクリレー形式で力強いお言葉を頂き、改めて身の引き締まる思いです。電力関連産業で働く皆さんの職場を守り、現実的な政策で我が国を守っていくためには国民民主党の党勢拡大が必要不可欠です。私も全力で走り抜けて参ります!
同じ電力総連組織内議員としてはもとより、国民民主党所属議員の一人としても尊敬する「浜野よしふみ」議員。
会場にはいなくとも必勝に懸ける思いは同じであり、今後は仲間の皆さんとともにしっかりとお支えする所存です。
結びに、FaceBookに投稿されていた写真を見るとこのようなフレーズが。
「はじまりの合図だ!ヨシふみだそう!」
全国で働く仲間の皆さんと力を結集し、さあ頑張ろう!
【掲げる拳と皆さんの表情から、会場の気合いが伝わってきました!】