2020年6月10日
あたたかい思いが込められたご厚志に感謝。。。
昨日の市議会は、補正予算を審査する予算決算常任委員会を開催。
この委員会は、全議員が介する「全体会」にて基本質疑を行ったうえで、「分科会」にて所管する事項について詳細審査を行うという流れとなっており、本日もこの順序にて開催されました。
通常であれば、議案提出に関わる答弁のため、関係する全部局の皆さんが入室し全員議員会室が満杯になるところですが、今定例会においては「密」を避けるため、「全体会」での質疑は「事前通告制」とし、対応各部局には順次入れ替わっていただく形で居室入室者を極力少なくする配慮のもと質疑が行われました。
「全体会」における事前通告は28件あり、約3時間を掛けすべての質疑を行うとともに、その後の「分科会」(私の所属は産経建設分科会)にて、さらに深堀の議論を行いました。
全体会では、自分が所属する分科会関係の質疑は行わないことをルールとしている訳ですが、「基本質疑」により予算の内容を把握のうえ、それぞれの分科会に分かれ審査するという二段構えの方式は、審査の精度を高める観点から有効であることに加え、自分には無い角度からの他議員の質疑が聞けたりと、ダブルの利点があるのかなと考える次第です。
毎回言っているような気がしますが、凝り固まった考えでなく、他者の意見も参考に多角的且つ柔軟な視点を持って思考出来るよう、引き続き精進していきたいと思います。
産経建設分科会終了後は、産経建設常任委員会を開催し、「敦賀きらめき温泉リラ・ポート」に係る所管事務調査を6月19日に開催することを決定。
リラ・ポート並びにリラ・グリーンの現状に加え、市の考える「今後の方針」について確認することとしました。
こちらも2月5日の休業から4ヶ月、百条委員会報告から2ヶ月が経過していること、市民・利用者の皆さんからの「再開はまだか!」(既に条例改正済みのリラ・グリーンに対しては特に)の声はますます高まっていることから、しっかりと確認していきます。
最後になりますが、タイトルに書きましたのは、新型コロナウイルス感染症対策に係る市民の皆さんからのご寄付の件。
恥ずかしながら開会日に配布されました資料で初めて全様を把握したのですが、新型コロナ騒ぎが始まり掛けた2月28日からを皮切りに、6月5日までに市或いは公民館、病院や児童クラブなど関係機関に寄せられたご厚志は何と「計58件」。
ご寄付いただいた品の内訳に関しては、マスク、除菌スプレー、フェイスシールドなどの感染予防目的のものから、激励の意味を込めたお菓子や食品類、ふるさと納税や市内企業などからの募金など形は違えど、ひとつ一つ心が込められたものであり、何だかこちらもあたたかい気持ちになった次第。
渕上市長も市長提案理由説明の中で述べられておりましたが、この場をお借りしまして私の立場からも、ご寄付いただきました皆さまのご厚志に対し厚く感謝申し上げます。
このようなあたたかい気持ちが交差するまちであることを嬉しく思うとともに、そういった状況をひとりでも多くの方に知っていただきたくご紹介させていただきました。
この難曲を乗り越える原動力はこうした「お互いに助け合い、支え合う」ことだと思いますので、今後とも思いを共有のもと、ご理解ご協力を賜りますよう宜しくお願いいたします。