2025年2月24日
「Out of KidZania in つるが2024」参加者募集中!
本日のブログは敦賀市が開催するイベントの紹介となりますが、写真は北陸三県で初開催となる「Out of KidZania in つるが2024」(アウトオブキッザニア)のチラシ。。
キッザニアは、こども達が 好きな仕事にチャレンジ し、楽しみながら社会の仕組みを学べる「こどもが主役の街」のことですが、この言葉のとおり、敦賀にある様々なジャンルの仕事を子ども達(保護者の方も)に楽しく知ってもらおうと企画されたもの。
主催は、Out of KidZania in つるが実行委員会で敦賀市が共催。
本家本元のKCJ GROUP株式会社(キッザニアジャパン)が監修するという、まさに「あのキッザニアが敦賀で開催!」とあって、大人もワクワクするところです。
開催期間は、令和7年3月8日(土)〜9日(日)のいずれも午前10時から午後4時まで。
小学1年生から中学3年生(一部3歳以上の未就学児も参加可能)までを対象。
敦賀市総合運動公園会場をメイン会場とし、例えば品質管理の仕事なら「アイケーブラスト」、理学療法士なら「リハぷらす」など、22もの敦賀の企業が体験プログラムを受け持つほか、港湾運送会社、農家、消防士、海上保安官の4プログラムに関しては現地会場にて体験できることとなっています。
なお、参加費用は、1プログラム500円(税込)で、参加申込は3月4日(火)までとなっていますが、既に多くの12のプログラムで「受付終了」となっているようですので、ご検討中の方はお早めにお申し込みいただければと存じます。
ここまで書いておきながら何ですが、詳しくは、以下の「Out of KidZania in つるが2024 公式ホームページ」または「敦賀市ホームページ」をご覧ください。
→Out of KidZania in つるが2024 公式HP
→Out of KidZania in つるが2024 参加者募集!(敦賀市HP)
実は今回企画された「Out of KidZania in つるが2024」に関しては、単なるイベントとしてではなく、その趣旨・目的には深いものがあると考えます。
それは、人口位減少対策としての人材の定着、U・Iターンなどを含め、多く聞く「敦賀は働く場所がない」との考えを払拭することにつながるからであります。
これに関しては、私も令和5年第3回(6月)定例会の一般質問で、以下のとおりやり取りをしています。
<やまたけ>
それでは最後の項目で、雇用を支える人材に移ります。
新卒者の地元採用率向上を目的に、市外にいろいろ高卒の方が流出しているということもありますし、そういうのを防止する観点からも、中高生などに対しまして、地元の企業が有する高い技術ですとか技能、企業風土や歴史などをより知っていただく必要があると思っています。これは保護者も含めてということでございますけれども、こうした理解向上に資する仕組みを市として構築していってはと思いますが、いかがお考えでしょうか。
<産業経済部長>
議員おっしゃるように、地元での就職を促していくためには、地元にはこういった優れた技術を有した企業があるですとか、こういった歴史を有している企業があるということを若い世代の皆さんや保護者の方々に知っていただくことがまずは重要だと考えております。
例えば、製造業は慢性的な人手不足にありますが、敦賀ものづくり産業懇話会においては、就職を考えている高校生を対象とした企業見学バスツアーを以前から実施しておりまして、実際に企業の現場を見ていただくことで地元企業への関心を高めてもらう取組を行っています。
また現在、高校生だけでなく、小中学生や保護者にも企業を見学していただける取組について検討しているところです。
ほかにも、敦賀商工会議所と敦賀市商店街連合会の主催による、店舗や企業においてワークショップやいろいろな体験を行うまちゼミも市内就職への関心を高める有効な取組であると考えています。
市でも、雇用を支える人材の確保は市内の多くの企業が抱える課題であると認識しておりまして、市だけでなく商工会議所などと連携しながら新卒者の地元定着に向けた仕組みを考えていきます。
市におかれては、この時から「キッザニア」もイメージに検討されていたと振り返るところであり、であるからこそ、この企画によって、一人でも多くの子ども達、保護者の皆さんに「敦賀にはたくさん働く場所がある」ことを知ってもらう機会になればと、大いに期待する次第です。