2025年2月11日
「第7回 福井県・原子力発電所の立地地域の将来像に関する共創会議」が開催される
寒波のピークは過ぎたものの、昨日も雪スタートの敦賀。
天気に関わらず続けている月曜朝の街頭演説は長靴着用にて。
万全の態勢にて約30分話した後は議会へ。
9時より各派代表者会議、10時からは議員説明会、15時には議会運営委員会の打合せ、その後広報広聴委員会と続きました。
各派代表者会議では、次回令和7年第1回定例会(以下、3月定例会)で改選を迎える各委員会の構成や新たな会派(あたらしい敦賀)が結成されたことを踏まえた本会議場や全員協議会室の議席(座席)配置などを決定。
議員説明会では、教育委員会から「敦賀市児童生徒の重大事案調査委員会の結果及び再発防止策報告」、福祉保健部より「国民健康保険税の税率税額の改正」の説明、広報広聴委員会では先般開催した「議会報告会」の実施報告まとめなどについて協議しました。
また、正副議長、正副議会運営委員長、議会事務局をメンバーに、2月12日開催の議会運営委員会に向け事前打合せ。
19日からはじまる3月定例会の運営方法や議員提出議案の確認、継続協議している市議会としての「ハラスメント防止」に関しては、前回委員会で策定すると決定した「条例」の案について確認するなど、盛り沢山の一日でした。
なお、早いもので、明日12日は3月定例会開会(2月19日)の1週間前にあたる告示日(招集ならびに議案が配布される日)。
議案が提出されて以降は、ボリュームの大きい令和7年度当初予算など、事前に確認しておくべきことがたっぷりと出てまいりますので、一層ネジを巻いて活動にあたる所存です。
さて、同じく昨日は、県内の原子力発電所立地地域の将来像を議論する国主催の「共創会議」が敦賀市で開催されました。
今朝の新聞では、県や立地自治体が求めていた原子力発電所事故時の避難道路などの整備について、経済産業省は美浜町と滋賀県高島市を結ぶ「美浜・高島道路」など5路線を検討することを明らかにしたとあります。
この5路線には、敦賀市中心部からJR敦賀駅東口を結ぶ「敦賀第2環状道路」が含まれるものの「敦賀・高島道路」は入らず。
もんじゅ廃止を決めたところからの経緯を考えれば、「敦賀・高島道路」が反故にされている感が否めないところ。
一方、廃止措置プラントで発生する廃棄物のリサイクルビジネスとして県が構想する「クリアランス集中処理事業」に関し、詳細設計の支援のため政府の本年度補正予算に5億円を計上したとあり、こうした財源の支援も背景に、今後具現化していくことを期待する次第です。
会議資料を見るに、経済産業省資源エネルギー庁から提出の『地域の課題・要望事項を踏まえた工程表の具体化(案)の概要』においては、上記のほか、「情報関連産業や水素・再エネ関連産業等の立地促進、産業の創出」、「地域VPPの構築等スマートエリアの形成」や「地域医療の充実」などに関する事業の例が挙げられており、もちろん敦賀市の将来にも関係することから、細かな議論は追って確認しておきたいと考えます。
→「第7回 福井県・原子力発電所の立地地域の将来像に関する共創会議」(令和7年2月10日開催)の資料はこちら