2024年8月8日
「立秋」を迎え、感じる秋の気配
今や死語になっているかもしれませんが、テレビの「ゴールデンタイム」とは、1日のうち特に視聴者の多い時間帯である「プライムタイム」と呼ばれる19~23時のうち、19~22時の時間帯の俗称。
視聴率を時間区分別に見る時に使われるテレビ広告用語だそうですが、ここ最近は只でさえ、パリ五輪にプロ野球とチャンネルが重なるところ、「夏の甲子園」まで重なることに。
今大会は暑熱対策として、試合を午前と夕方に分ける「朝夕2部制」を一部に導入。
1日3試合を行う第1日から第3日まで実施するとなったことによるものですが、こうなるとわが家の「ゴールデンタイム」の優先順位は「高校野球」に(ご心配なく、意見は妻と合致しています)。
ナイター時間帯に行われた智弁学園vs岐阜城北の試合がまさに、「THE高校野球」を感じる試合で、結果、延長11回タイブレークの末、9―6で智弁学園が競り勝った訳ですが、こうしてスポーツ観戦を楽しめるのは幸せなこと。
なお、昨日の甲子園開会式での選手宣誓で引用された、イチローさん(元メジャーリーガー)の言葉は、「努力したとしても報われるとは限らない。しかし、努力しなければ報われることはない」。
野球のみならず、あらゆることに通ずることであり、人生観として胸に刻んだ次第です。
こうして、高校野球が始まると「夏真っ盛り」と思うところですが、昨日は「立秋」を迎え、暦の上ではこれから晩夏、季節は秋へと向かいます。
私の朝のルーティーンは、このブログを書くことと、きゅう(わが家のワンちゃん)の散歩に行くことですが、散歩は暑さを避け、5時台に歩くと、スジ雲やウロコ雲が広がる空に爽やかな風、稲穂を垂れつつある田んぼ、びゅんびゅんと飛び交うトンボと秋の気配を感じることができます。
【どこか秋の兆しを感じる、朝の散歩コース】
水曜日の昨日は名子での辻立ちのため、散歩の後は急ぎ支度をし、7時には家を出ましたが、このように肌感覚で暦(季節)を感じることはどこか風情があるもの。
今朝もそうしてルーティーンを終えましたが、「立秋」を境に暑さの表現は「残暑」に切り替わります。
日本特有の文化「暑中見舞い」も「残暑見舞い」に。
過ぎゆく夏というには早いのかもしれませんが、16日に行われる「とうろう流しと大花火大会」など、敦賀の夏の風物詩を味わいつつ、夏の余韻、移り行く季節を感じたいと思います。
【辻立ちの服装は「残暑」バージョン。体調管理に留意し、オールシーズン継続あるのみです。】