2020年5月31日
「最強スクラム」も解かれるとなると寂しいもの
名古屋の大学に通う娘が新型コロナ感染の影響で帰省してから、早や約2ヶ月が経とうとしています。
我が家は高校3年になる長男と4人家族な訳ですが、やはり娘が家にいると賑やかなもの。
2ヶ月いるとその生活も何か当たり前のように感じてきていたところです。
先日も「まさにその通り!」と笑っていたのですが、今年のサラリーマン川柳。
応募された53,194句の中から映えある第1位に輝いた作品がこれ。
「我が家では 最強スクラム 妻・娘」
揺るぎなき最強フォワードの妻に加え、娘とスクラムを組まれてはお手上げとのこの句に、同じ境遇にある私も妙な共感と親近感が沸いた訳であり、この順位が世のお父さん方の心情を表していると思うと、ついつい笑ってしまった次第。
女性陣2人は勝ち誇った顔をしていましたが…。
さて、そんな娘も大学再開のため、いよいよ名古屋に戻ることになりました。
これまで、自宅でのオンライン授業のため机に向かう後ろ姿を見てきた訳ですが、戻る前に少しでも気分転換をと、昨日は久々にドライブに出掛けました。
運転は、免許を取得して1年経過はしたものの、しっかりと初心者マークを貼る娘。
思えば、昨年のゴールデンウィークには、立石岬灯台まで2人で出掛けた訳ですが、今回も何か「敦賀の自慢スポット」を知ってもらいたいなと、今まで連れて行ったことのなかった「白木の浜」を目的地とし出発。
関峠を越え、美浜佐田交差点を右折、新たに整備された3本のトンネルを抜けるとすぐに水晶浜ということで、娘のハンドル捌きも意外や軽快。
水晶浜、安全対策工事でクレーンが立ち並ぶ美浜発電所を左手に見ながらさらに進み、日本原子力研究開発機構もんじゅ前を左折すると眼下に広がってくるのは「白木」の浜と海。
車を停め浜辺に降りると、穏やかな青空広がる天候と相まって、この日は親子連れやカップル、釣り客などが多く訪れており、思い思いに楽しんでおられました。
中には、夏かと勘違いするかのよう水着で海水浴をしている子どもも。。。
敦賀半島の先端にある白木地区の浜は白砂で海は本当に透明。
以前にも投稿でご紹介したこともある訳ですが、私にとっては敦賀の自慢の場所だと説明すると、娘も海の透明さにも驚きつつ納得した様子でした。
少し浜辺を歩き、ここに来ると立ち寄る、勝手に名付けた「白木の一本松」まで。
もんじゅがバックに映り込むこの景色には何か力強さを感じ、来る度に元気が出ることも紹介することが出来ました。
この後、白木の浜を後にし、サプライズ的にスイーツでもご馳走してあげようと考えていた「calme」さんは何と定休日(泣)
次の機会にお預けとなりました。
せっかくですので、3月に開通した敦賀半島トンネルを抜け西浦の道路を走ると、こちらも水島に始まり気比の松原まで、白木に負けぬ海岸線。
父のPRは若干「ウザかった」かも知れませんが、1時間半のドライブコースを無事に終え、自然豊かな敦賀、都会には無い魅力を娘も感じてくれたようでした。
今は新型コロナで自粛ムードもある訳ですが、この魅力ある敦賀半島一周コースに「食」や「遊」、「宿」などのキーワードを散りばめ活性化していくことが必要であり、地元の皆さんが「是非来てね!」と言えるエリアにしていかねばと、私自身もドライブを終え改めて胸に留めたところであります。
本日は、プライベートなことを長々と書いてしまいましたが、こうした娘との時間を持てたことや敦賀自慢を紹介出来たことは、私にとってかけがえのない嬉しい時間でした。
名古屋に戻り、3日から大学生活を再開する娘。
前段で書いた「最強スクラム」はいざ解かれると思うと本当に寂しい訳でありますが、コロナ感染に気をつけ、とにかく健康で元気な生活を送って欲しいと願うとともに、辛い時や悩みなどが生じた際には、このふるさと敦賀の青い海を思い返し、乗り越えて欲しいとエールを送りたいと思います。
福井県内の学校は、明日6月1日から本格再開。
我が子を心配する親の気持ちは皆同じかと思いますが、子どもの力と自立を信じ、明日からに備え親子で心の準備をする一日になればとの思いも込め、本日の投稿にさせていただきます。