2024年9月19日
「敦賀市議会ハラスメント防止条例制定の件」の委員会審査が行われます
令和6年第3回(9月)敦賀市議会定例会は一般質問2日目。
昨日は6名が登壇し、休日の部活動の地域移行や敦賀市の教育、中池見湿地、マイナ保険証、ボトル給水型冷水機の公共施設への設置と学校への設置、敦賀発電所についてなど(各議員の発言通告で一番最初に挙げている項目を記載)に関する質問がありました。
県内の各市町議会開催中は特に、関心高く拝見している地元紙の議会欄では「部活動の地域移行」について、また嶺南版では「医療機関の再編」に関する論点が掲載されており、記者さんの関心事、視点も把握したところです。
私はといえば、昨日は議長の任を務め、質問のやり取りを注意深く聞き取りつつ議事運営にあたりましたが、先に挙げた項目以外にもいくつかの学びがあった次第。
なお、原子力に関しては、お一方が、日本原電に敦賀発電所2号機(以下、敦賀2号)の廃炉を求めるべき、もうお一方は、敦賀2号の審査に関すること、敦賀3、4号機の新設に向けた市の考えを問う質問がありました。
このうち、敦賀2号の審査に関しては、再申請したとしても新規制基準審査に合格することは困難との認識が、原子力推進の立場の議員から示されたことは、私にとって重いものであったという点だけお伝えしておきます。
一般質問のほうは、本日最終日。
残る3名が質問されますので、引き続きご注視いただければと存じます。
また、本日は一般質問終了後、今定例会に提出されたB議案(議員提出議案)「敦賀市議会ハラスメント防止条例制定の件」の委員会審査が行われます。
付託先は議会運営委員会。
本委員会の委員は、各会派から選出された議員で構成されていますが、例えば会派に属さない無所属の議員が「委員外議員」として出席することも可(会派に属している議員も可)であり、そういった方も加わっての活発な議論となることが想定されるところです。
なお、本件に関しては、本会議で行った提案者に対する質疑において、議案提出に至るまでのプロセスや条例の内容に関する質疑がされていますが、今日の委員会審査ではプロセスのことは置き、そもそも敦賀市議会としてこの条例が必要なのか、また、自身も質疑したよう、考えに隔たりがある、「政治倫理条例」などと照らした位置付け、あるいは各条項で定める範囲や考え方について、より技術的で深掘りの議論が展開されるものと、こちらも想定する次第です。
委員会審査では、議案提出者である三田村議員への質疑の後、討論、採決へと進みます。
自身が所属する市民クラブからは豊田耕一議員が出席するため、議論は彼に託しつつ、「委員会中心主義」を掲げる敦賀市議会としてあるべき「論戦」を見守る所存です。
【開催場所は委員会室ではなく全員協議会室。もちろん一般の方の傍聴も可能ですので、関心のある方はお越しいただければと。】