「令和6年度 敦賀市総合防災訓練」を開催します

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ここ最近は、抜けるような青空が広がる日が続いており、徐々に紅葉する樹々からも秋の深まりを感じるところです。
 
こうして「秋晴れ」の下で暮らしていると、自然災害とは無縁のように思うところ、現在、鹿児島県の奄美地方や沖縄本島北部で線状降水帯が発生しており、午前2時40分には、鹿児島県与論町に大雨特別警報が出されています。
 
警戒レベルは5段階のうち最も高い「5」で、土砂崩れなど何らかの災害が既に発生している可能性が高いとあります。
 
雨量に関しては、9日5時までにアメダス与論島の24時間雨量は573.5mmに達しており、これは昭和53年(1978)からの観測史上1位の記録的な大雨で、これまでに経験したことのない危険な状況に、気象庁は「直ちに身の安全の確保を」と呼び掛けています。
 
なお、11月に大雨特別警報が出たのは初めて。
 
「この時期は大丈夫」とタカを括ってはいけないと、気付かされる次第です。
 
さて、ちょうど今日明日の両日は「令和6年度 敦賀市総合防災訓練」が開催される訳ですが、上記の観点から言えば、この時期に実施することに意味があると考えるところ。
 
本訓練は、敦賀市ならびに敦賀美方消防組合主催で、「敦賀市地域防災計画に基づき、敦賀市、防災関係機関及び地域住民による総合防災訓練を実施し、初動対応の確立、防災体制の確認等を行うとともに、地域防災力の向上を図ることを目的」とし実施され、市内10地区を4ブロックに分け、毎回、1ブロックを対象に各年で実施しています。
 
今年度は、中郷地区・東郷地区・愛発地区のブロックを対象に訓練実施(これで3巡目が終了するとのこと)。
 
訓練の詳細は、以下のチラシをご覧いただきたく存じますが、大きく分けますと、本日9日は「避難所設営訓練」、10日は「実働訓練」と「展示ブース」設置となります。
 

【敦賀市ホームページに掲載の案内チラシ】
 
市ホームページでは、市民の皆様に以下のように呼び掛けています。
 
災害による被害を最小限にとどめ、その拡大を防止するためには、日ごろからの防災意識を高めることが重要です。「見て、体験する」総合防災訓練を通して、いざという時に備えましょう。
体験・展示ブースは、どなたでも参加・見学できますので、ぜひご参加ください。

 
発災想定は、10日午前8時00分に福井県嶺南地方(敦賀湾)を震源地とする、震度5強の地震。
 
明日は、私の住む町内でも同じく防災訓練が開催されますが、これと合わせて参加をし、「災害に備えるまちづくり」に向け欠かせない、地域防災力の向上に努めていきたいと思います。