「ウチの県(都)に遊びに来ないで」は必要な言葉なのか?

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風薫る5月のスタート。
 
との言葉とは程遠い、洗濯物が飛んでいくほどの強風、突如と降るにわか雨、はたまた珍しい「竜巻警報」発報と目まぐるしい変化があった昨日の敦賀。
 
また、全国大では、午前中に宮城県北部、中部で震度5強の地震が発生し、首相官邸の危機管理センターに官邸連絡室が設置されたほか、東北新幹線では大宮-新青森間で一時運転を見合わせたとのニュース。
 
地震に関しては、大きな被害なく安堵したところですが、これだけ自然現象が重なると、決して気持ちのいいものではないを通り越し、不気味にすら感じるもの。
 
真っ黒な空を見上げると、自粛のゴールデンウィーク(GW)に、自然界も激しく警鐘を鳴らしているようにも思えますが、自粛は十分理解しているので程々にして欲しいと思うところであります。
 
さて、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が東京、大阪、兵庫、京都の4都府県に発令される中、近畿の宣言地域外で京阪神からの人の流入を警戒する動きが広がっています。
 
奈良、滋賀両県はGWに合わせ、例年は観光客でにぎわう奈良公園、琵琶湖岸の県営駐車場をそれぞれ閉鎖し、レジャーが制限される宣言対象地域からの人の動きを抑えるべく、策を講じているとのこと。
 
人流を止める、人と人との接触を避けることが、最も効果的な感染波を抑制することにつながるため、注意喚起を促すのみならずハード面でも封鎖をしようとの措置は分からないではありません。
 
そのような中、テレビを見ていると、今度は、「神奈川県に来ないで」と書かれた道路表示板が映し出されたニュースを目にしました。
 
先般ありました、小池東京都知事の「エッセンシャルワーカー以外は、東京に来ないで」発言に対しても、思わず「何じゃそりゃ」と憤りを感じたところですが、この「神奈川県に来ないで」も同じような気持ちに。
 
神奈川県内は現在、まん延防止重点措置が出されている訳ですが、ホームページでコロナ対策を確認してみると、4月24日付けの黒岩祐治知事メッセージがYouTubeとともに記載されていました。
 

 
知事は県民に対しこう呼び掛け、メッセージを閉じています。
 
例年であれば、県や市町村をはじめ多くの事業者が、県内外の皆さんを、温かくもてなし、楽しんでいただくところですが、コロナ禍において残念ながら、今年は、神奈川を楽しむことはできません。
今年も、GWは我慢のウイークです。
県外にお住いの皆さん、今は神奈川に遊びに来ないでください。
県民の皆さん、今は神奈川の外に遊びに行かないでください。
そして、ご家族とともに静かなGWを過ごしてください。
県民総ぐるみで、この難局を乗り切れるよう、引き続きご協力をお願いします。
 
何を言いたいかというと、県民に声を掛ける場なのに、県外の方にこれを言う必要があるのかということ。
 
各都道府県は、緊急事態宣言やまん延防止重点措置が発出されている地域はもとより、そうでない地域に対しても「県外往来を避けて」と呼び掛けている訳でありますので、そのうえでこういうことを言うのは、「私は言ってます感」のパフォーマンスでしかないような気がします。
 
併せて、「来ないで」の道路表示を見た人は、既に来県してしまっている訳なので、実効性という意味でも効果は低く、何より県のイメージが悪くなる気がしてなりません。
 
昨年のGWでは、ここ敦賀市も松原公園駐車場に「県外の方お断り」の看板を立て、警備員まで配置しお帰りいただいた時の、何とも言えぬ気持ちになったことを思い出しました。
 
当該県にお住まいの方からすると、そんな生やさしいこと言ってる場合じゃないと叱られるかもしれませんが、国内での感染確認から1年以上が経過した訳ですので、こうした呼び掛けも、声高らかにパフォーマンスの如く言うのでなく、対策の実効性が上がるよう、科学的な分析を踏まえつつ、感染リスクの程度に応じて行われるべきと考えるところです。
 
ここ敦賀では、昨日も3人のコロナ新規感染を確認。
 
警戒が続く日々が続くところ、本日は独り言のようなブログとなりましたが、どうぞお許しを。。。