「ひばりケ丘町」が本日、新たなスタート

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気持ちの良い青空に恵まれた昨日は、敦賀市総合運動公園へ。
 
敦賀市で進めている「アーバンスポーツ施設整備検討事業」の第2回ワークショップの様子を拝見してきました。
 
市ホームページによれば、アーバン(urban)スポーツは都市型スポーツともいわれ、広いスタジアムやアリーナを必要とせず、街中の広場など小さなスペースでも始めることができるとあり、代表的な競技としてはスケートボードやBMX、インラインスケート、3×3(3人制バスケットボール)などが挙げられるとあります。
 
8月には、市民の方を対象とした第1回ワークショップが行われ、ディスカッションにより、懸念事項などの共有や施設整備候補地を検討したところですが、昨日は運動公園の駐車場に特設パークを設け、初心者講習から一般参加まで、小さなお子さんや市内外のプレーヤーの方が楽しまれる様子を伺うことができました。
 
青空のもと、周囲にはキッチンカーが数台、音楽に乗せてというアーバンスポーツ独特の開放的な環境のなか、BMXなどのプレーヤーさん達とお話するに、全国では作ったは良いが、規模感やトリックができるレベルの関係から、すぐに使われなくなったパークが沢山あることや、パークの中でスケートボードとBMXは共存(共有と言ったほうが良いか)できること、屋外の場合、床はアスファルトよりコンクリートが望ましい(転けても滑るので)などなど、実経験からのお話しを興味深くお聞きした次第です。
 
検討事業はこの後、ワークショップの結果なども踏まえ取りまとめられますが、お伺いしたお話しに加え、小さなお子さんと大人のプレーヤーが融和し、笑顔で楽しまれていた雰囲気も頭に置き、今後示される施設整備の方向性に期待するところです。
 
さて、本日は長年の悲願であった、わが町「ひばりケ丘町」の新たなスタートの日。
 
「悲願」の意味合いは、過去のブログをご覧いただければと思いますが、簡単に申せば、住所表記の「カッコ( )書き」を外すこと。
 
 →ひばりケ丘町の「悲願」が一歩前進(2023年6月6日ブログ)
 
敦賀市外の方は頭に疑問符が付くかと思いますが、市内には、例えば「ひばりケ丘町」で言えば、同じ町でありながら、住民票など正式な住所表記が、
 
◉砂流○号○番地○(ひばりケ丘町)
◉櫛林○号○番地○(ひばりケ丘町)
◉野坂○号○番地○(ひばりケ丘町)
 
と3つにまたがっており、こうした区がまだまだ多くあるところ。
 
そうした中、わが町においては、住所表記のカッコを取り除き、「ひばりケ丘町○○○番地」へと町名を明確にし、新たに地番を振り直す、いわゆる「町界町名地番整理事業」を行うことを昨年4月の総会で決議し、その後、市長へ要望。
 
議会の議決を経て、およそ1年の期間を掛けて準備いただいたところですが、いよいよ本日、カッコ書きが外れ、晴れて「ひばりケ丘町」としてスタートする運びとなったことを大変嬉しく感じる次第です。
 

【鳥のひばりの姿が町名を表す、わが町のシンボルマーク(町内会館に掲示)】
 
昨夕は、今日からのスタートを前に、主に高齢者向けの説明会を開催し、手続きの流れや行政が職権で変更してくれるものとそうでないもの、本人確認証明となるマイナンバーカードや運転免許証は極力早めに変更手続きを行うことや、それらを含めた個人で行うもの(不動産や銀行など)に関する各種手続き方法について説明したところです。
 
なお、この説明会には65名を超える方に参加いただき、関心・不安の高さを感じたところですが、説明と質疑を通じ、少し安心いただけたのではと感じた次第です。
 

【多くの皆さんに参加いただいた、昨日の説明会】
 
また、本事業にあたっては、総会前の町民向け説明会の段階より、市の総務課の皆様には大変丁寧に対応いただいたことを始め、この後のマイナンバーカードなどの手続きに関しては、市民課の方では休日も開庁いただき対応いただくなど、円滑な変更手続きに向けてご尽力いただくことに心より感謝申し上げます。
 
こうして、新たなスタートを切る「ひばりケ丘町」。
 
1年前に町内の「ふるさと祭り」で描いていただいたチョークアートの如く、澄み切った空に羽ばたく「ひばり」のように、活気と団結力あるまちとして発展することを祈念するとともに、町民の一人として私自身もお役に立てればと存じます。
 

【チョークアートで描かれた、羽ばたく「ひばり(ケ丘)」】